~ストーリー~
──ねぇ?ハッピーエンドのその先って、何があるか知ってる?
出版社・丸川書店エメラルド編集部に勤める編集者・小野寺律の「初恋の人」は、
デキる編集長だと有名な上司の高野政宗。
ある日、杏との婚約破棄を父が反対もせず了承したことを知った律。
父の対応に疑問を感じるものの、
もし自由に選べる将来が自分にあるとしたら…と考えてしまう。
そんな時、仕事のために「イチャイチャ」を勉強するハメになった律は、
高野に止められていたにも拘らず他社の編集長・灰谷と偶然にも急接近し…!?
「Q.付き合ったらどうするの?」「A.イチャイチャラブラブしたい」
オトナの恋はもしかしたら単純明快?
敏腕編集長×新米編集者が贈る、編集者が青ざめるほど
ちょこっとリアルな出版業界ラブ☆
王子様書店員×メンクイ編集者の「木佐翔太の場合」&描き下ろしも収録!
(コミックス裏表紙より引用)「結局最後はよがりまくってるクセに」高野さんのおっしゃる通り、
嫌よ嫌よと言いながら律ちゃんも毎度気持ちよくなってますものね(*´▽`*)今回は杏ちゃんとの婚約破棄をきっかけに、
律はもしかしたら親の会社を継がなくても良いかもしれないという
自由な未来が見えてきた兆候と、
そして灰谷さんが律ちゃんに妙に接触してきて悪巧みをする前兆を垣間見た10巻。
(以下、BLネタバレ感想です)
「現実はいつだって
ハッピーエンドのその先があるから
───怖いんだ」高野さんへの気持ちは自覚したものの素直に受け入れられないのは
両想いになって少女漫画のようにハッピーエンドで終わらず
いつか別れる時がくるかもしれないと不安がって悶々としていましたが
律ちゃんそんな難しいこと考えてたら何も出来なくなるYO(´д`)
ハッピーエンドのその先、を知るべく高野さんに問うと
「イチャイチャしたい」純粋。シンプル is ベスト。
ただ仕事ではネームをもっとイチャイチャさせろ~と命じる立場なのに
「──『イチャイチャ』なぁ…むずかしーな」実際律とはなかなかちゃんとしたイチャイチャができていませんものね。
律もまた高野さんとの情事のあとに
「……“イチャイチャ”……か…
むずかしいな…」同じこと考えてる似た者同士の不器用同士でいらっしゃる。
律
「セフレみたいのはもう嫌だって」高
「じゃあお前がしたくなるまでキスしかしねーから」ちょっとそんなん困ります、読者(私)が!キスシーンは勿論好きです、好きですけれども
肌色ベッドシーンを見ることができないのはすこぶる困ります(´゚д゚`)
高野さんからのキスでアドレナリン出まくるだろう律だって
CHUだけの拷問に耐えられないはずです…多分(笑)
・・・などと思ってたらソッコーで律の下半身イジリに入りました政宗はーん!
高野さんの言う「キスしか」というのは「突っ込まない」と意味の事!?
それはそれでやはり律も読者も悶々としてしまう事になりそうですが
この二人が本当の意味で結ばれるのも時間の問題というかそろそろかな。
しかしここで二人のラブを邪魔しようとするキャラが灰谷さん。
恋人を奪われた腹いせに高野さんに復讐しようと律にちょっかいを出しまくり??
次巻以降、灰谷さんがどう動いてくるのかハラハラ怖いー!


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