~ストーリー~
「超堅物」で恋をしたことがない仕事一筋人間のジョエル。
仕事も色事も息をする感覚の「色男」のアダム。
真逆な二人が演じる恋の行方は…!?
昔々のどこか遠い異国の話。
国の宝である司法卿に届いた脅迫状への対応策として、
アダム子爵が警護に任命された。
だがこの子爵、老若男女の全てを虜にしてしまうようなとんでもない色男。
その色男が司法卿の甥である超堅物のジョエルに本気で恋をしたから大変なことに…!?
真逆な二人のハラハラする恋の駆け引きを中心に、
他国の次期国王と従者達の気になる面々も携えて、
話題の異国浪漫が遂に登場!!
(コミックス帯および裏表紙より引用)
ツタさんというと獣系は勿論、リーマン作品が多いイメージでしたので
中世ヨーロッパ風な作品、新鮮(*´▽`*)
「あなたを必ずお護りします」アダムが守る相手は白髪で白鬚もじゃもじゃのモンタギュー卿?!
・・・って黒髪のジョエルじゃないんかい/(^o^)\アダムは元々モンタギュー卿と親しくなりたがっており
ということは、おいおいジョエルの出る幕ちゃんとあるの??
と思いきや・・・
(以下、BLネタバレ感想です)
「…な!!ンンッ──ッ!…っんっ…

」ジョエルがいきなり寝ぼけたアダムに押し倒されてKISSされた
開始早々思いがけず二人の接点というかBL展開にニヨニヨ。(※まだキスのみ)
潜入捜査協力の見返りにとアダムはジョエルにキスをオネダリし
協力のためならばとジョエルもウブながらに自分からアダムにキスをしたり。
そうこうしているうちに、すっかりアダムがジョエルに夢中になって
そして今度は意図的にベッドシーンに突入しようとしたアダムでしたが
ジョエルの抵抗に遭い、アダム撃沈'`,、'`,、(ノ∀`)'`,、'`,、
その後、モンタギュー卿=ジョエル、ということが判明した際には
「こんなことなら無理矢理にでも押し倒しておけばよかった…
あ~っ本当に据え膳だった~っ
あの人が彼だなんて思い出すだけでムラムラする~っ」モンタギュー卿の事も好き+ジョエルの事も好きになって
一時は三角関係な展開も勝手に予想しましたが
そんな予想はいらぬ心配でございました。
「(接吻したのに)身体が熱くなったり物足りなさを感じたりは…」「? バカ言え、病気でもあるまいしなんともない!」色男ゆえに、アダムが求めれば誰もがアダムの虜となっていたのに
それがジョエルには通用しなかったり、
ジョエルが密会する女性に嫉妬をしたり
そしてアダムは女性から求められても断るようになったり
すっかりアダムはジョエルにご執心でいらっしゃる♪
対照的にジョエルはアダムに全く好意を抱いてないのが残念。゚(゚^ω^゚)゚。
ジョエルが全く見向きしてくれず半べそなアダムは
色男形無しですが、そのぐらい純粋にジョエルを想っているのがなんとなく分かります。
しかし身を挺して守ってくれたアダムに
次第にジョエルは少しずつ気を許し始めて・・・
そんなこんなでジョエルもアダムを意識し始めた矢先に
脈は無いから諦めろ的な突き放すような言葉をアダムに言うと
以降、ジョエルに素っ気ない態度をとり始め、早速女性とイチャイチャ。
「何か忠告でも?私が何をしようと
あなたには関係ないことだ」ジョエルにめっちゃ冷たい。・゚(゜´Д`゜)゚・。押してダメなら引いてみる作戦、のようにも思えますが
これまで馴れ馴れしくしてたアダムがツーンとした態度に変わり、
ジョエルも少なからず(というか大分?)ショックを受けてそう。
今まで求愛してくるアダムをシャットアウトする一方のジョエルでしたが
これをきっかけにジョエルの心にアダムがいない物足りなさを感じてくることを期待したい。
「握らなくていい。ここを叩くだけで…
足りないな、中を突くように押してみろ。
入れるなよ…ん は あ…

」そして隣国の次期国王ルイスと従者ジルの主従ペアも見どころ。
メインであるアダム×ジョエルよりも進んだ関係じゃないかーい(*´▽`*)
しかしルイスとジルもまだ恋人ではないので、
正式な恋人になるまでにはひと悶着ありそうでワクワクです。
架空の世界が舞台となっているこの作品は
中世ヨーロッパがモデルのような感じになっており
子爵とか男爵とかこういう時代の衣装はとても大好物です♪mogmog
巻末コメントのツタさん曰く、レースだったり細々した
衣装デザインを描くのがとても大変そう。
ですが、そんな先生の苦労のお蔭で
私達読者は素敵な絵を美味しく見ることができて幸せです。
ツタ先生ありがとうございます

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