マンガに恋する女の ゆるゆるライフ

神様はじめました 22 (花とゆめCOMICS) 鈴木ジュリエッタ 白泉社 2015-08-20 売り上げランキング : 773 Amazonで詳しく見る by G-Tools

～ストーリー～
かつて仲違いをした妖狐と悪鬼が黄泉で同窓会。
大国主の魂を奪った霧仁を見つけ出すため、
黄泉に向かった奈々生たち。
しかし黄泉を荒らされて怒ったイザナミ様に黄泉の入口を閉じられてしまう。
仕方なくイザナミ様のご機嫌伺いに行く奈々生たちと別れて、
独り待っていた巴衛が霧仁を発見して…！？
（コミックス帯および裏表紙より引用）

帯の2人めっちゃ楽しそう(*´▽｀*)
本編では全くこんな和やかな雰囲気は皆無でしたが。。。

「大国主の大事ゆえ致し方なし！」
ということで大国主様のピンチに助けに来ない筈がない戦神が
悪羅王退治の為、いざ黄泉の国へ出陣しましたが
戦神という名前だけあってオラオラ系で黄泉の土地を荒らしまくるので
黄泉のイザナミ様が大激怒で、黄泉の出入り口を閉鎖してしまう事態。
ハチャメチャしただけで22巻ではこのあと全く登場せず
戦神さん役立たず／(^o^)＼ﾅﾝﾃｺｯﾀｲ
（以下、ネタバレ感想です）



「私はあんた達と違ってデリケートなの！」
黄泉の臭い防止のために防護服で完全防備したり、
「お泊りセット持ってくればよかった！」
黄泉の出入口封鎖で地上に戻れないピンチに呑気な嘆きをしたり、
おじさんおばさんおじさんな乙比古さん安定の面白キャラ(笑)

「人間ってのは不便なもんだなぁ…兄弟」
同窓会ならぬ、巴衛と霧仁バッタリ遭遇し、
しかし巴衛とは知らずに狐姿の巴衛を霧仁が抱擁。
霧仁を殺めようとしていた巴衛でしたが
「狐は嫌いじゃない」という霧仁や
雪路を殺した当時の悪羅王と比べると人間の姿の霧仁の体のか弱さを
目の当たりにして、巴衛も一瞬ひるんだというか躊躇した感じ。
しかし霧仁の口から「兄弟」という言葉が出たということは
この狐＝巴衛であると気づいてる？
・・・ということはなく、寒くて意識が朦朧として死にかけているせいだったのかも。

「嘘を言うな。嘘だ！戯言を言うな！」
奈々生の寿命の事、巴衛にバレたorz
信じられずに悲痛な叫びをする巴衛を見るのが辛い。。。
しかし夜鳥よ、本当にニクいキャラでござる。
そして何気に霧仁も奈々生の寿命の件を知って動揺しイライラしてるー！
ホント悪羅王さん、奈々生に精気を返してあげて。
そう簡単に返せるものではないのでしょうけれども、
もし返す事が可能だとしたら、再び霧仁と奈々生がキスする事になって
それはそれで巴衛にとっても嫉妬で狂う展開になってしまいますね。

とにもかくにもイザナミ様の協力なしでは黄泉の国で動けないので
イザナミ様のご機嫌取りにやってきた奈々生たちは・・・
ミカゲも瑞希も乙比古も女装(笑)
でもミカゲさんだけ微妙'`，､'`，､(ﾉ∀`)'`，､'`，､
そこがまた面白い所でもあります。
イザナミ様のワガママ発動で足止めを食らう奈々生たちでしたが、
イザナミ様は単に女子会をしたく、
ワチャワチャ楽しく会話をして過ごしたかったという乙女なのですね。

「私自身は今の状況をとても楽しんでいる！」
囚われの身の大国主様は黄泉で女性とイチャイチャしとったァァァーーー！
安定のスケコマシでいらっしゃいます(*´▽｀*)AHAHA
しかしこのお相手の女性こそ、まさかの黒麿さん！？
大国主様は下半身男(笑)な振りをして
何もかも計算して動いているとは、さすが神様の中の神様。

ミカゲ曰く、悪羅王事件の解決策として、
悪羅王を復活させて、不老不死という突然変異を起こさないよう
『進化の水』で進化をやり直させる方法が今の唯一の解決だろうと。
なるほど、進化の水によって巴衛が狐に戻ったように、
悪羅王も元祖に戻させて寿命のある普通の妖怪のようにしてしまおう的な。
不死身な故、痛みに疎く、命の大事さを知らない悪羅王を
更生というか生まれ変わらせるような感じでしょうか。

しかし霧仁の体で過ごしていくうちに
ある意味生まれ変わり始めている悪羅王の心は、
奈々生や霧仁MAMAなど人間の優しさを知り始めているので
悪羅王の体に戻ったとしても、
以前のようなヤンチャはしない性格になってくれればそれが一番良い解決策。
いえいえ、不老不死という存在自体が、この世の脅威だから
やはり不死身な体自体を排除しないといけないのかな。
悪羅王が更生し、帯の絵のように、
いつか笑い合える悪羅王と巴衛が再び見られると期待したい所。

「僕は鬼にも悪魔にもなれるさ。
　僕がそうすれば奈々生ちゃんが助かるんだもの」
ついに瑞希にも奈々生の寿命がバレた( ;∀;)
奈々生を失いたくない哀しみの瑞希が自棄を起こしたり
それを体を張って奈々生が哀しみの瑞希の心を癒したり・・泣けますがなー！

「また俺の前からいなくなる気か！」
寿命を隠していたことを奈々生に責める巴衛でしたが
だって巴衛を不安にさせたくなかったんだもん。・ﾟ(゜´Д｀゜)ﾟ・。
好きな人に余計な心配はさせたくないもの。
でもだからといって、巴衛にとって好きな人の悲しみも共有できない
頼りない男でありたくないですものね。
奈々生は一時的に元の姿に戻った巴衛と抱擁し
久々に二人のアツアツぶりが見られ、
しかし巴衛はすぐにまた狐姿に戻ってしまという・・・
巴衛が元に戻れる球根をまた下さいイザナミ様ー！
既に1個食べているので、もしかして再び球根を食べなくても、
巴衛が人間を完全に好きになれば自然と元に戻れるような仕様かしらん。


　　

関連記事

• 神様はじめました 第23巻／鈴木ジュリエッタ
• 神様はじめました 第22巻／鈴木ジュリエッタ
• 神様はじめました 第1～21巻／鈴木ジュリエッタ

名前

タイトル

メールアドレス

URL

本文


パスワード

非公開コメント
 管理者にだけ表示を許可する