「俺ならお前を幸せにしてやれるぞ」幼少verではなくて高校生の奈々生にこれを言うってあげてえええ!今期は巴衛が悶々しているのを楽しむ1クールでした。
なるほど、前回奈々生が結婚しない宣言をしたのには
男運のない女系の家系だったからということが判明しましたが、
辛い幼少時代を生きてきた奈々生の過去を知った巴衛が
これからの奈々生の人生が笑顔でいられるようにとプロポーズ?!
「お兄ちゃんはちゃんと奈々生の事が好きなの?」「好きだとも。これでお嫁に来てくれるかい?」幼い奈々生になら素直に言える巴衛がニクイ(*´з`)
「ああ俺は何を言っているのだろう


勢い余って求婚してしまうとは。
このあとどう取り繕えばいいのだ。
今度は何と言って誤魔化そうっ」覚悟を決められない意気地なしー!(笑)少女漫画でヒロイン相手にヒーローが
気持ちを伝えられずにモダモダしてる姿、可愛くて好きです。
「私は結婚なんてしないわよ。・・・たぶん。」「・・・

ふん

」巴衛がプロポーズしたこと全く覚えていないという、
なんて勿体ないことしてるの奈々生ちゃーん( ;∀;)
実は覚えているけれど、巴衛の求婚は同情によるものと思い込んでるから
わざと忘れた振りをして気丈に振る舞っているのかと想像したのですが、
いやはや本当にあまり記憶がなさそうな様子。
しかし神はじという作風からして、そして奈々生の性格からしても
忘れた振りなどという回りくどい展開はしないかな。
結婚しない宣言→結婚しないかもしれない宣言に変わった事、それは
巴衛が幼い奈々生の心に希望を持たせてくれたからですね。
「来年こそはワラワと契ってたもーう」沼皇女ちゃんといいイザナミさんといい乙比古さんといい
この作品の女性キャラは男性キャラより頼もしいのなんの。
そして鞍馬ファミリーの家族愛ほっこり・・・かと思いきや
奈々生の事まだ諦めてなかったの二郎兄\(゚ω゚)/良いですぞ良いですぞ、巴衛が未だモジモジ素直になれない間に
アプローチしてきて下さい♪
◆総括奈々生に対してラブはないとしつつ終了した1期でしたが、、2期は序盤からは無自覚ながらも奈々生に近寄る男にジェラシーを発動し、奈々生への想いを自覚していく巴衛の様子にニヤニヤさせて貰いました。
ただすんなり気持ちを伝えないツンツンぶりは巴衛の性格であり、その上、人間に恋をしてはいけないという自制があって、なかなかジレンマというか視聴者的にかなりお預けプレイ状態ではあったものの、そんな自制も無駄なほど無意識に理性のタガが外れて眠る奈々生に迫り「はっ!俺はなにをしていたんだ?!」と焦る巴衛の表情にキュン。
これこそ少女漫画作品の醍醐味で、好きという感情を自覚していく場面はワクワクせずにいられません。
もう少し奈々生が起きるのが遅かったら巴衛さんどこまで進めていたの♪という妄想もかきたてられました。
ただ巴衛さん・・・奈々生と再契約したのも奈々生が寝ている時、寝ぼけて巴衛の布団に入ってきた奈々生に襲ったのも奈々生が寝ている時、奈々生をおんぶしながら告白したのも奈々生が寝ている時・・・全部奈々生が起きてる時に行動してくれない巴衛がとてもズルかったです。
こういうお預けプレイの後にはきっと極上ラブが待ち受けていると信じて最終話を迎えましたが、2期でそれを見る事が叶わず残念。
しかし前述したように、少女漫画におけるヒーロー役の男性が主人公女子に対してなかなか「好き」を言えないウジウジさはもどかしさは感じるものの、同時に可愛らしさも感じるので私は大好きです。
巴衛の過去の問題が解決しないことには奈々生とのハッピーエンドは先送りになってしまうのか、続きが気になるので原作コミックスに手を出してしまうやも。
大国主様や桃丹神、そして鞍馬父など脇役キャラの配役の素敵さもさることながら、厳格で悪役だと思ったら奈々生に骨抜きになった二郎兄の存在は好感度急上昇。
また、温和な顔して奈々生を無視する翠郎兄のちょっぴりブラックというのかな、毒のある曲者ぶりが気になるので、翠郎兄や二郎兄をもっと掘り下げたお話が見てみたくなりました。
勿論、オチ担当かつ気持ちよく熱唱する鞍馬の存在もなくてはなりません。
ですので続編3期がいつか放送されることを願っております。
(C)鈴木ジュリエッタ/白泉社・神様はじめました製作委員会2015
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