「カケルくん、握手できない位になってください」本物のアイドルになった時こそ
今の握手が宝物になるから──
「近くて遠いような、
遠くて近いような存在のアイドルだからこそ
心の中でずっとそれが楽しめるんです」アイドルというものは次元の違う、所謂2.5次元の存在であり
そんな彼らに楽しい夢や妄想をファンに抱いてもらうもの。
しかし毎日の握手会や出待ちで気軽に会話できてしまうと3次元の存在となってしまい
アイドルとファンとの関係性が近すぎてしまうというシャチョウの言い分はご尤も。
また、自分なんかと毎日握手をして楽しんでくれているのかなと
握手会や出待ちや贈り物をもらうことに疑問を抱くカケルの悩みは
未だ自分に自信のないというのかな自分の価値を認められない性格ゆえですね。
基本的にファンからの応援にはパフォーマンスで返すというスタンスは前提ではありますが、
だからといって、駆け出しの初々しいアイドル(仮)を追いかけるファンにとっては
握手会で彼らを身近に感じられるというのは嬉しいもので、
もっともっと彼らを応援したくなる要素のひとつにもなると思う。
キラ
「だって僕ポップコーンが大好きなんだ☆」ファン「「kawaii」」
マッキー
「・・・はあ(呆)」プライベートからアイドルモードになるキラの変貌ぶりはお見事。
お菓子好きを装ったり、そんなキラに呆れるマッキーこそ
お兄さんポジションであることを徹するためなのか
キラにポップコーンを投げ渡してファンに何気にキメポーズ決めていたり。
また、シュンシュンは金欠な所(アイドルらしからぬ現実)をファンに見せまいと高額な服を買ったり
などなど、イメージを壊さないよう期待に応えてちゃんとアイドルアイドルしてますね。
ただ「~」は「ニョロ」でも「から」でもどっちでもナイと思う(笑)ムシロドッチデモイイ

高校三年になって受験を控えたカケルにとって
自分を形成していくものがなんなのか将来が見えない不安を抱いていた矢先、
武道館やドームの舞台に立つ少年ハリウッド、カケルくんが見たい──握手できなくなってしまうほどに超人気アイドルになって欲しいというファンの想いが
カケルの悩みの答えを導きだしてくれるとは、この女子ファンGJ。
「俺たちは今日した握手を宝物にしてもらうために、
本物にするために、
一回の握手をずっとずっと大切にしてもらうために、
本物にならなきゃいけない
・・・のかもしれない、なって」いつか大きなステージに立って宝物の種が開花するように──ファンが抱くイメージ通りの自分になっていくことは窮屈であり怖いことではあるけれど
楽しいと感じる時もある、そう感じているカケルくんならばそれを糧に
きっとこの先アイドルとして大きく飛躍してくれるものと期待したい。
(C)ノエルジャパンエージェンシー
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