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昭和元禄 落語心中 第5巻/雲田はるこ 

昭和元禄落語心中(5) (KCx(ITAN))昭和元禄落語心中(5) (KCx(ITAN))
雲田 はるこ

講談社 2014-02-07
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~ストーリー~
落語を捨てた助六が、暮らす田舎の温泉街。
愛想尽かしたみよ吉は、子供を置いて出たっきり。
「八雲を継いで、落語をなさい」。
言って聞かせる菊比古に、助六、ひねくれ駄々こねる。
引っ張りだされた場末の高座。
それでも演れねぇはずがない。
娘・小夏を笑わせて、も一度あの日の夢を見る──。
八雲と助六篇、完結!
そして物語は再び与太郎のもとへ──!

(コミックス裏表紙より引用)



5巻の前半で八雲助六篇が完結するわけですが、その終盤、
助六とみよ吉の行く末を読んで・・・
私の心が折れてしまいました(ノД`)・゜・。
あまりに悲しい展開だったゆえに
そっと本を閉じて今まで積んでしまっておりましたがが、
TVアニメ化が決定し
与太郎役を関智一さん、八雲役を石田彰さん、
という配役を知り、もう一度読み続けようと決意。(ゲンキンでスミマセン)

うだうだ躊躇しつつも噺家を復活した助六の快弁ぶりを見て
「東京ィ戻ったら師匠のお宅で暮らそうよ」
孤独に生きることを選んできた菊比古が自ら
助六や人と関わり合って生きていきたいと思う様になって。
そこへ・・・
「あたしが自分らしくいられんのは
 やっぱり菊さんのそばなのよ…」

と迫ってきた口で
「あなたのせいで人生が狂った」
それ脅迫だからみよ吉さぁぁぁん!
菊比古さん、すごい女性に掴まってしまったものです。
(以下、ネタバレ感想です)




このまま失楽園的な不倫関係になってしまいそうなムードの中、
菊比古さんに無理心中をもちかけたみよ吉を助六は守ろうと、
というよりは、みよ吉さんと共に助六も逝ってしまうことになろうとはorz
ある程度そういった展開を予想していたとはいえ、なかなか衝撃的でした。。。

「その時に私ははじめてみよ吉さんの本当の名を知りました」
助六は知っていたみよ吉さんの本名を自分が知らなかったこと、
そして、二人の死後に八雲の名を継いで
「アタシの名は有楽亭八雲。
 本当の名など とうに忘れました──」

ここの名前のリンクが巧妙だと感じた。
人と関わって生きていきたいと思った矢先に
独りで生きていくしかなくなった皮肉さが切ない。

そして物語は現在へ。
「アネさん、オイラはその子の父親になれねえか?」
妊娠して未婚の母になろうとする小夏に与太郎が提案。
小夏さんのお腹の子の実父は誰ですの!?
ってか与太郎も簡単にそんな提案しちゃう!?

そんな与太郎が真打昇進で、更には
「助六を継がせてください
 (ドンッ!ドドン!!ドン・・!!!)」

なるほど、与太郎が助六になることで
八雲は再び助六と共に生きていけることになり、また
小夏にとって助六という家族をもう一度設けることができる。
与太郎の明るさは八雲を、小夏を、読者の心をも明るくしてくれる、
とても魅力的なキャラクターですね。
「ドン!」という効果音SEが書いてあるのも臨場感を感じられる所。

そんなこの作品をどのように映像化していくのか、
与太郎をCVちいちがどのように演じてくれるのか楽しみです。
そして、渋カッコ良い八雲はCVあーさんvoiceで魅せてくれると期待しています。

昭和元禄 落語心中 第4巻…感想記事


昭和元禄落語心中(6) (KCx(ITAN)) ITAN 23号 (KCデラックス BE LOVE) 号外onBLUE vol.2 (Feelコミックス オンブルー) 月刊 コミックガーデン 2014年 12月号 [雑誌]

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