「母さん、自転車の後ろに乗っけて
ゴールしたるわ。優勝すんのや」お母さんに喜んで貰いたいから──こんなバックボーンを見せられたら御堂筋くんを勝たせてあげたい。
そんな気持ちにさせられるエピソードがあるなんてニクい。
ゴールまで残り300mで足は持つ、緩めたりせえへん、とは言っていますが
それはもしかして足が動かなくなるフラグ?
と、ここで小学生時代の過去回想で、
母親が入院する病院まで自転車で二時間もかかって疲れるから
早く退院してほしいだなんて、ひねくれた振りして心配してるのが丸分かり(ニヤニヤ)
教師からは見限られ同級生からはイジメられて、
「なにがあっても前に進むんやで」しかし自分を褒めてくれた母親の存在だけが
翔少年にとってペダルを回し続ける源になっていったのですね。
やばばこの時点で先の展開が予想できて私の涙腺が緩まりまくり(ノД`)・゜・。
そしてやっぱり・・・おかあさん。。。
「足が、動かん!ほな、構わんわ、千切れろ足!」母親とのエピソードを見せられた後ですもの、
翔くんを勝たせてあげたくなるっつー話です。
そして、
お母さんが褒めてくれた歯が・・・──母が褒めてくれたものを大事にしてきたのにその歯が割れたことで心まで折れた、
それほどまでに母親の言葉が御堂筋くんにとって心の支えであったのが窺える。
しかしこんなにもお母さんへの愛があるのに母親の死をきっかけにしてなのか
性格が歪んでしまったのがとても惜しい。
二日目は箱学の勝利で終え、主将さんは皿回しの1人修行をしておりましたが(おいおい笑)、
歯が割れた翔くんは三日目を走ることがてきるのでしょうか。がんばってほしい。

次回:第4話
「ROAD.4:覚悟」(C)渡辺航(週刊少年チャンピオン)/弱虫ペダル製作委員会
- 関連記事
-