~ストーリー~
生き延びたことが、罪。
女性消滅を引き起こすサキュバス現象が<中央>を襲い、
地下施設での生活を余儀なくされた一行。
月小路霧江は、自分以外の誰かのために死を賭した行動をした
安斎・Y・姫に対し、強い執着を抱く。
メスならば死ぬはずのサキュバス現象を生身でくぐり抜け、
なお生き延びた姫は、恋い焦がれた伊集院・R・皇との再会を果たす。
だがふたりの心の距離ははるかに遠い。
すべてを目の当たりにし、一人嗤う<看守(ジェイラー)>が握る真実とは─?!
(コミックス裏表紙より引用)「どうして どうして どうして
どうしてあなたなの」ラブレターのやり取りをしていたモグラの正体が姫であることを知った皇が
姫が大事にしていた皇のヒールの欠けた靴の上に
ラブレターを破りちぎるシーンがとても切ない(ノД`)・゜・。
「ずっときみのことだけを考えて
会いたくて 会いたくて 会いたくて
ずっと いままで」「安斎・Y・姫…
それほどあなたは私を憎んでいるのね」ようやく姫と皇が再会できて物語が動きだした第5巻。
あれほどモグラとはラブラブな手紙のやりとりで気持ちを重ねてきたというのに
やはり男性とは気持ちを重ねることはできなくなってしまうのですね。
(以下、ネタバレ感想です)
「見ないほうが良い。
これ以上きみをこわがらせたくない」身体検査ということで姫が全裸になるよう指示するものの怯える皇に対して
背後から服(シーツ?)をかけて耳元で囁く姫の優しさにキュンとくるー!
と同時に姫の全裸姿が艶めかしくてコケティッシュで
今まではどこか中性的な要素を感じていましたが、ここにきて改めて
姫に雄々しさを感じてたまらNEぇぇぇ
「約束するよ。私は皇に嘘はつかない」と言っていたのに男性だったことを隠していた姫に裏切られた皇、そして
「姫が男性だったら嫌いになれなくてきっとすごく困るわ」と言っていたのに実際の皇は拒絶反応を示されてショックを受ける姫と。
「<男性>はすべからく<怪物>よ。大嫌い」嘘と約束と気持ちが葛藤している2人を見るのが辛い。。。
「きれい やわらかくて さらさらしてて…いいな」普通とは違う自分の男の体を卑下する姫は、
ドレスアップした霧江さんの女性の体を羨ましさから触りまくって
本人は全くその気はないのになんともいやらしさを醸していらっしゃるー!
そ し て 霧 江 ち ゃ ん は 姫 の 涙 に は 弱 い 。
男は家畜で御してやる・・と普段のドSぶりは息をひそめ
姫を慰める優しさ溢れる霧江さんの母性が素敵です。
「着替えちゃったんですか?きれいだったのにすごく」女性が喜ぶ事を無自覚で言えちゃう姫のなんと罪つくり(笑)
そんなこんなで姫と霧江さんが急接近で・・・
皇 が ジ ェ ラ シ ー \(^o^)/これはこれは大変よい展開です。
「それ(姫)は私のだと言っただろう」という霧江さんの発言にも ぴくっと反応していて。
もっともっとヤキモチを妬かせて
皇vs霧江さん、という姫争奪戦をやってもらい
「姫は私のものよ!」といつか皇に言わせたい。「この子の<種子(タネ)>を使いなさい」ついに姫=男性♂だとバレたー!いつかはこの日が来るとは予想していましたが、
実験に姫のタネが使われることになるとすると
もし実験が成功した場合・・・
姫のタネを持った子孫がたくさん産まれる展開!?
それこそ、皇と霧江さんの間で姫のタネ争奪バトルになってもおかしくなさそう。
11月には次の6巻が発売予定ですので早く続きが読みたい。

![月刊 Asuka (アスカ) 2014年 11月号 [雑誌]](http://ecx.images-amazon.com/images/I/61wpzHEX%2BpL._SL160_.jpg)


- 関連記事
-