マンガに恋する女の ゆるゆるライフ

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～ストーリー～
「…誰ともしたことないことがしてみたい」
翻訳家の峰とバス運転手の安城は、“目新しい友人”同士。
峰は不器用にまじめで、フランクな安城には彼女がいた。
異質な二人。
だけど彼らは急激に仲良くなり、
どうにもおかしな距離感になっていく。
まじめ男と彼女持ち。
２人が半同棲関係になるまでの、
8ヶ月の日記。
（コミックス帯より引用）

「はははいやいや！
　ホモ同棲とか思われんべーーないわーーー！！」
物語は2012/06/27からスタート。
どうやらこの時点で二人は半同棲しているような状態のようですが
いかんせん卑下するようなこの安城の言葉が鼻につく。
峰の一方的な片想いなのかと思いきや
峰「ぼっぼくってあんたのな、何なん、何ですか、じ、実際!!」
安「え、彼氏だろ？」
恋 人 同 士 だ っ た の か YO Σ（ﾟ∀ﾟ*)
「おまえ、ひとのア●ルを未知との遭遇させといて」
安城さん、なかなか面白いキャラのようです（笑）
（以下、BLネタバレ感想です）



そして2011/11/04に日付は戻ったり、2011/10/09の日付になったり
切り取られた日記形式で物語は進行。
なので、峰と安城が互いにいつどのように惹かれていったのかを
前のページを読み返したり、少々頭の中で整理しながら読まないと把握するのが難しいかも。

201/03/21には
安「おれ節分に彼女と別れた話したっけ？」
峰「…え、あ、聞いてない…ですけど」
安「…わかれたんだよね、でさ」
ふおおお！これをきっかけに二人が付き合い始めそうな雰囲気ｷﾀｷﾀ
と期待を膨らませてページをめくると
・・・2011/12/02の日付に逆戻りで、読者は焦らしプレイを強いられます（笑）

2011/11/06に安城の彼女が、峰のえりあしが可愛い・・という言葉を聞いて
2011/11/09に峰のえりあしをふとした仕草から目撃できた安城がドキドキしていたり
2012/02/17には酔っぱらって二人でベッドに横になるものの、
安城だけが眠れず、峰の寝顔を愛しそうに眺めていたり、などなど
安城が溢れ出そうになる想いで苦しそうな姿が意外すぎたー！！！
峰のほうが想いが強そう・・と勝手に思い込んでいただけに
安城のほうが重症であることが描写されてました。

そして再び2012/03/21に安城は
「うるっせえなもう
　──おかしいのはわかってんだよ。
　きもちわりぃんだよ、自分が…」
男を好きになった自分を受け入れられずに葛藤する姿は
ノンケならば誰もが通る道なのかもしれませんね。

二人は恋人同士となり、2012/03/30には
峰「…さわってもいいですか」
安「…き、きいちゃうのかよ、そういうの…」
峰「怒ったり照れたりするとき、すごい顔見せなくしようとしますけど
　　…首が赤くなるの知ってました？」
軽い男というイメージの安城が峰に翻弄されているのがイイ。

そして2012/04/30の時点ではまだ深い関係にはなっておらず
ゲ●サイトでお勉強しつつ、ベッドインする仲になっていったようで。
安「ジャンケンもっかいしねえ？」
峰「わざわざジャンケンしなくても…いいですけど
　　…好きなようにしてもらって…いいですけど」
安「うわー！カワイイ。抱かせろ！（ジタバタ）」
峰「かわいいのはあんただ、もっかい抱かせろ！」
安「ウルセー交代だ、メチャクチャにしてやるー！」
おまけエピソードでの事後の二人の様子が・・たいへんイチャイチャでした。
この物語はキーとなる「2012/03/21」の出来事と過去が交互に織り込まれながら
二人の日常と恋人関係へ発展していく様子が描かれていた作品で
安城の予想外の可愛さがこの作品の魅力でした。


　　　

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