~ストーリー~
マユラが何者かに連れ去られた!?
シンは都の警備隊長・クランドに捕まるが、
共にマユラ救出を試みることに!
一方マユラは、巫女を守り神とする村に監禁され脱出の機会を窺っていた。
ところがマユラの書いた文字の能力を狙、
村人達の間で争いが始まり!?
文字を巡る古代ファンタジー第2巻。
(コミックス裏表紙および裏そでより引用)
(C)Masami Tsuda 2013三浦しをんさんがこう推奨するのも納得。
【辛】つらい=入れ墨をする針を模った文字に対して
【幸】しあわせ=手枷を模った文字。
ひとつ線を加えるだけで意味が大きく変わる漢字の成り立ちが非常に興味深く、
『辛』から『幸』に変わることで一人の少年が救われる、そんな心温かなエピソードがまた良い。
そんなマユラはシンと共に旅をしていくことで
「絶望と失望、怒り、苦しみ、恐怖だけしかなかった心に
シンは人らしい感情を呼び起こさせる」マイナスな感情しか持ち合わせていなかったマユラの心に
火を灯してくれるシンに惹かれてラブになっていくのも時間の問題かも。
(以下、ネタバレ感想です)
「巫女はひとを狂わせる。
お前はその最たるものだ。
その腕を切ればいい」誘拐されたマユラを救うため、シンとクランドが協力体制をとったというのに
まんまとシンは口車に乗せられた形となり、マユラ再びピンチの巻き。
災厄を招くマユラの腕を斬り落そうと刃を向けるクランドに対して
マユラの意思に関係なく、腕が勝手に動いてクランドの首に爪を立てて…
腕そのものに意思が宿っているということ?!「マユラ命令して…【解】」クランドの首に爪を突き刺す腕の暴走にマユラが怯える中、
それを解放するのはヒーロー・シンの務めですね。
マユラにとって かけがえのない存在となっていくシンは
オトナになった時に更に恰好良くなること間違いない(*´∀`)マユラ
「あの人、死んじゃったかな」シン
「隊長?平気じゃない?簡単に死ななそうじゃん」マユラ
「あの村も私がいなきゃあんなにはならなかった」シン
「放っときなよ。大人なんだから自分で責任とるだろ」落ち込むマユラによってドンヨリ鬱々シーンになるかと思いきや
ポジ思考によって暗いムードにならないのがシンの性格が素敵でしかも、
「(チュ)この不思議な手を俺は大好きなんだからさ」手にCHUしたよこの子はーーー(//∇//)今はまだマセた年下少年というイメージが強いですが
「大きくなったらどんな男の人になるのかな」とマユラも期待していることから、(前述したように)シンが青年になった時に
読者(私)をどれだけキュンキュンさせてくれるのか期待。
今すでにスマートさを持ち合わせているだけに
ますますこの子の成長が楽しみです。
「西国の女王ヒノメは
赤い目・赤い口・赤い手を持ち
天地を自在に操った」という伝承の中で、『赤い手』の担当がマユラだとすると
他に『赤い目』と『赤い口』を持ったキャラクターが今後登場してくるようですね。
そしてクランド隊長たちの会話から
【ヒノコ=日の子】という漢字であることが判明しましたが、
マユラが独白の中で
【火の粉】という言葉も出てきたことから
この作品のタイトルは色々な意味合い(同音異義語)がありそうなのが窺えます。
そしてマユラが見た夢の中に出てきた女性・・・西国の女王ヒノメ!?
顔には【封】らしき文字が書かれた御札で封印されている現状なのか、
しかしラストページでは【封】らしき文字の一部分が欠けてることから
御札の封印が解かれてヒノメが蘇るのも近いのかもー!
クランドがいる国では悪女扱いのヒノメですが
今マユラたちがいる国『赤承(セキショウ)』では崇拝の対象でありそうで
どちらが真実なのかによってマユラの運命も変わってきそう。
ちなみに・・・
ぽっちゃり女性がマユラに【痩】の文字を体に書いて貰ったら美女に変身していたので
私の体にも【痩】【美】の文字を書いて欲しいですマユラさんー!![LaLa (ララ) 2013年 11月号 [雑誌]](http://ecx.images-amazon.com/images/I/61-46xf41CL._SL160_.jpg)
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