マンガに恋する女の ゆるゆるライフ

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Free! #12(最終話)「遙かなるフリー!」 


「勝負なんてどうだっていい、
 一緒に泳ぎたい人がいるんでしょ!」

同 じ 時 を 泳 ぐ 最 高 の 仲 間 。
この歌↑素敵ー♪



「所詮オレはこの程度なんだよっ!!」
自分の水泳部を大事にしてこなかったツケがリレーに選抜されなかった要因で、
遙と泳げない事で普段の泳ぎが出来なくなる程落ち込んでしまう、
凛 ち ゃ ん ガ ラ ス の 十 代 。
登場人物の中で一番心が繊細なのですね。
中学時代に遙を傷付けた事にも気付けず、今もなお遙たちを振り回している事、
そして似鳥の(若干過剰にも思える)気遣いも無下にしてしまうの余裕の無さ、
そんな自分の事しか見えていない凛の姿がとても辛く感じる。
でも凛ちゃん、蹴っ飛ばしたゴミ箱はちゃんと片付けた方が良いです。゚( ゚^∀^゚)゚。
後で似鳥くんあたりが片付けしてくれたんだろうなーきっと。

再び水泳を辞める凛の宣言に動揺を隠せない遙の心を上げるために、
自分のポジション(バッタ)を凛に譲った怜の言動には正直驚かされました。
水泳を始めて数ヶ月なりに頑張ってきたのに
亀裂の入った彼らの絆を修復する事を優先させる怜の頭の良さがニクい。


「俺も…っっお前らと泳ぎてえ…っ!」
凛を見てるとイライラする!としれっと言い放つ怜の言葉に激しく同意。
いつまで素直になれない反抗期やってるのもう最終話ですよ凛ー!
というハラハラした気持ちで視聴していたので、
凛遙の地面ゴロゴロ喧嘩でようやく凛が素直になって
泣きじゃくるシーンには じわっとさせてもらいました(´;д;`)ブワッ
でもここで殴り合いでもしたらそれこそ両校とも出場停止になっちゃいそうで、
そっちの意味でもハラハラさせられました。


「ハル!最高の景色、見せてもらったぜ」
よりによって公式大会の場で
替え玉(ちょっと語弊がありますが)をしてしまうとはトンデモハップン。
いえいえ、練習試合などではなく公式大会というアドレナリンの出る戦いだからこそ
遙や凛たちが美しい景色を見ることが出来たのかもしれません。
案の定、岩鳶は失格でしたが鮫柄はお咎めなし?だったかなー。
凛にとって今回泳いでいる時以上に、
遙にバトンを渡して遙の飛び込みを下から見上げる時も最高の絶景だった事でしょう。
泳ぎ終わった後の泣き虫凛ちゃんの眩しい笑顔が青春を物語っていて、
小学生時代と同じように泳ぐ事の楽しさ、そして快感を味わい、
小学生時代と同じ笑顔を取り戻す事で凛は
ようやく前進することが出来そうで何より。


【For the Team】
遙たちの心に深く刺さったトラウマを解放し、
笑顔や喜びを与えた怜の仲間思いが素晴らしい。
しかし結局、凛に居場所を譲ってオイシイ所を持って行かれた怜の不憫さが心残り。
大事な大会でポジションを譲ってくれた怜に凛はもっと感謝を示すべき。
・・・と思いましたが、そんなモヤモヤも2期への伏線で、
来夏は遙たちが怜に絶景を見せるFor the Team Storyが待っている。
そこで凛が怜にバッタを調教=恩返したり、
献身的に慕ってきてくれてる似鳥の気持ちに報いたり、
そんな2期が制作される事をエンドカードから期待しています。


◆総括
遙は自由奔放ながらも次第に主人公らしく成長し、そんな遙の成長を真琴は静かに温かく見守り続けてきた心優しさ、お茶目さを武器にした押しの強い渚のチャームポイント、遙と凛の離れた心にかけ橋をかけるきっかけを作った怜、そして凛は常に彼らの中心にいる友でありライバルという存在、そんな誰一人として欠かせない5人の登場人物の魅力が視聴者を惹きつけた要素のひとつだと感じました。

キャラクターの細かい表情や仕草、水中から顔を出した時の動き、また背景などなど、秀逸な作画の繊細さもまた魅力のひとつ。 水泳を題材としているので肉体美は必須であり、物語前半は水着男子のPerfect Bodyをいかに視聴者に喜んで魅せるのか、特に怜の準備体操シーンや水着を買いに行った試着シーンなどなどスタッフの狙ってる感にまんまと釣られてニヨニヨさせて貰いました。 まさにデリシャス(江ちゃん風)。 物語後半は彼らの過去のトラウマと向き合って成長していく姿にビューポイントが置かれ、切磋琢磨しながらお互いを高め合っていく青春がとても眩しかったです。

このように清々しい青春水泳物語として視聴を楽しんだり、また網ドンやギリギリ人工呼吸をしないシーンなどもニアホモ(BLではないけれどBLっぽい要素)でドキドキできる部分もあり、(我が家の旦那様のように)至ってノーマル視点でも、(私を含む腐女子腐男子さんの)腐視点でも、男女問わずこの作品が好まれたように感じます。
彼らの様な眩しい青春を私も学生時代に味わいたかった!…そんな憧れみたいなものを抱かせてくれる素敵な作品でした。
          

(C)おおじこうじ・京都アニメーション/岩鳶高校水泳部

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