「【願い】はもっと他にある」不老不死から人間に戻る自分の願いよりも。
「信乃…坊っちゃん、いかがでした学校は?」見た目は子供、頭脳は()な信乃が小学校編入しましたが
違和感なくすっかり馴染んでる感じ(笑)
犬士候補で神隠し経験のある章彦は植物のツルにまとわりつかれたり、
寡黙でぼーっとしていてまるで妖にとり憑かれているように見えて
「・・・そっちにはいけないんだ」僅かに自我が残っている?
「キキョウの花、キライになった?咳もう出ないの?良かった」病気の母のために山に桔梗を採取しに行って
崖から転落死していたなんて。゜(゜´ω`゜)゜。
「章彦も手伝ってくれる?お鍋はどこにしまったかしら」息子が亡くなっている事を抱きしめながら察したのでしょう、
それでも息子に話しかけ続けるお母さんに私の涙腺崩壊。
昨晩は22時から有頂天家族の弥次郎兄さんの件でもウルっとさせられ、
22時半からは八犬伝でも涙させられたー!母親に桔梗の花を渡したい章彦の【願い】が叶ったのは、
(神隠しに遭って帰還できたのは山の神様に気に入られたからだろう、
と信乃がアバンで言っていましたが)
きっと章彦が桔梗の妖に気に入られたからなのかもしれない。
母に抱き締められながら消えていく章彦のすぐ傍らで
季節外れの一輪の桔梗が庭に咲く姿がとても切なかった。

信乃にとって鬼門、丶大先生再登場。
莉芳にご心酔でいらっしゃるので今後は信乃たちが多少無茶しても
見逃してくれると良いなーでも無理だろうなー(笑)
そんな、どうも嫌われ者ポジションの丶大先生ですが仁にとっては恩人!?
夜の山はピュアな子供が何者か(妖?)に連れ去られる、と仁のお祖母さんが言ってた事から、
仁も過去に危険な目に遭いつつも丶大先生に助けられた過去がありそう。
ふむふむ、丶大先生も一応法師としての力はあるのですね(失礼)

次回
『第22話:天巡』(C)2013 あべ美幸・角川書店/八犬伝プロジェクト
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