「玉玉って男ならみんな持ってらあ」「いやいや流石に信乃は微妙だ」Y 談 \(^o^)/小文吾も現八さんも男子はこの手の話、好き者ですね。私も好きです。
現八さんの言うように、確かに信乃には付いてるイメージがなi(以下略)
「うちのネコ知りませんか」うちのタマ知りませんか?・・なキャラクターは幼い頃に凄くハマっていて
グッズとかボードゲームなど親に買って貰ったなーと懐かしく思い出しました。
(年齢バレる・笑)そんなこんなで今回は家出をした楓視点で進む閑話的エピソード。
個性派揃いの妖神が居住している四獣神家の館に自分のテリトリーがない事に不満ダラダラ、
更には、食事の格差に文句タラタラ・・・な所へ楓の尻尾をパックンしたメグGJ(笑)
しかし楓さん、肉も食べつつサンマも完食したと言う事は結局魚も大好物だったのですねきっと。
「玉は持ち主を選ぶ。お前は何を望む、荘介」『影食い』のように他者から力を奪って自分の力にしてしまう蒼。
『影食い』に影を食べられたかのように力(カラダの一部)を失い始めている荘介。
莉芳の言う【選ぶ】とは、何を基準に玉が荘介or蒼を選ぶのか、
力の有無で選ぶのか、願いの強さで選ぶのか・・・
玉を取り戻すために荘介はどうしたら良いのー!?
最近は蒼のモノローグが多めなので感情移入しやすく、
逆にモノローグが今まで以上に少なめな荘介は捉え所がなく核心が見えづらい。
恐らくそんな捉え所のなさもまた荘介の欠落していってる部分なのかもしれません。
「俺を選んでくれたとき嬉しかった」「那智のそばにいる。アタシもしかして幸せなのかしら」那智の兄・邑織に憑いたが拒絶されたため、
邑織を解放するために那智を選び直した楓の過去。
(1期でも要が言ってましたが)妖神に選ばれる事=家族から忌み嫌われる事なので、
緋ノ塚家に戻っても誰からも必要とされず居場所のなくなってしまった邑織は
自ら命を絶ってしまったのでしょう。
邑織の笑顔が見たいから自由にしたはずなのに、
それがかえって邑織を追い詰める事となった楓の心の傷は計り知れず切ない。
なるほど、だから野驢の一件の際に楓が
「人間を想っても報われない」と言っていたのですね。
妖 神 で も 片 想 い は 辛 い も の 。
しかし、那智に想われている事に至福を感じたり、
人外と共生しながら笑顔を浮かべる信乃たちとの交流で、
楓は人間を愛おしく感じただろうし、
那智を選んだ想いはちゃんと報われていると実感できたことでしょう。
楓が信乃たちの前で警戒心なく熟睡してしまったのも
彼らの人柄に触れて心を許せる間柄になったからなのかもしれません。

そんなこんなで、大角も帝都入りし、5ケの玉と6人の犬士が集合。
家出した楓もソッコー見つかった今回のエピソードからも分かるように、
探し物は案外近くにある(´∀`)次回はお久しぶりな道節さんの再登場もありそうで
6ケの玉&7人の犬士が集いそうかなー。

次回
『第20話:逢着』(C)2013 あべ美幸・角川書店/八犬伝プロジェクト
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