「嬉しくて楽しくて終わって欲しくない、
千早とカルタしたあのボロアパートの部屋」笑顔のわけ。
太一のB級優勝だけでなく、駒野くんのC級優勝、そして筑波くんのD級優勝とは
最終回に相応しい素敵な有終の美ですね。
瑞沢高校の各階級制覇はならずとも、新がA級優勝したことにより
新に追いつきたいのに追いつけない千早の想いが今まで以上に募っていくのだろうと思った矢先に
「私は一生カルタが好きで新が好きなんだ」千早さんそれってラブの方なの!?(*´∀`)キャー「俺、試合する時はいつもあの部屋に帰るんや」小学生の頃に千早と初対戦した楽しいカルタの時間が新にとって笑顔の源。
千早も新もカルタを通じて互いに惹かれ合っているのが凄く伝わってきます。
しかし千早さんの指の怪我は意外とオオゴトだったのですね。

通話相手が新なのだと千早の表情から察知しただろう太一の
千早と新の繋がりに入れず疎外感ただよう心のダメージを考えるととてもとても…
見ていられないっ!(菫ちゃんの心情引用)
「頑張らないと部長!!!」奏ちゃんと同じ気持ちです私も。そう思っている視聴者はきっとたくさんいますから。
せっかく奏ちゃんがお膳立てしてくれたのですから
千早と2人だけで富士崎カルタ部の合宿合流した太一さん、
親密になるチャンスですがでもきっと何の進展もない予感大。。。
そんな合宿合流を誘ってくれた富士崎の桜沢先生が千早に目を掛けてくれる展開は
カルタ専門の顧問がいない瑞沢にとって有難い厚意ですね。
桜沢先生の下でどのような事を学んで会得してステップアップしていくのか
千早や太一と、エロム先輩や山井さんたちなどとの交流も見てみたい。
◆総括1期同様、千早が空回りしながらも部員たちのヤル気を向上させ、また部員たちのアドバイスが千早のモチベーションを上げたり、更には恋愛至上主義の菫ちゃんや見栄っ張りでズル連発の筑波くんがカルタに本気になっていく姿など、2期では仲間意識を感じる事が出来る内容で、駒野くんと西田くんの衝突事件は特にそれを感じるエピソードでした。
幼少時のトラウマから仲間意識という概念を持たない若宮さんにとって、千早をはじめ逢坂さんなどライバル女子たちの台頭をきっかけに、己と闘うカルタだけではない、みんなで楽しむカルタの魅力をいま再び味わっていけたら彼女の中でもカルタの視野が広がっていってくれそう。
名人に対抗しうるかもしれない新のカルタ復帰劇は、打倒名人を掲げる須藤さんの心をも燃やしているに違いありません。 上から目線で不遜な態度で新に立ち向かっても、新は飄々とした態度で須藤さんを交わしそうな気がします。 いつか新vs須藤さんの対戦も見てみたいものです。
そんな余裕のある風に見える新とは対照的なのが焦燥感だだ漏れの太一。 この作品は容赦なく太一に恋愛とカルタの試練を与えてくれます。 菫ちゃんも作中で言う様に「ハラハラしすぎて見ていられない」私も同じく見ているのが辛すぎる事多々。 それでも太一はその壁を乗り越えてきてくれる努力家なので応援したくなる。
女帝先生や千早父母、奏母などの保護者たちもまた子供達を全力でサポートしてくれて心温まりつつ、対する新父母は新を上京させたくなくてジリジリ試合を見ている姿を何気にクスッとしてしまった。
ということは、新の上京後に本格的に太一とはカルタ&恋のバトルが始まるのでしょうか。 そんな期待を膨らませつつ、新キャラのコテ男子くんも気になりますので、原作ストックがたまり次第、アニメで再び千早たちに会える事を希望いたします。
(C)末次由紀/講談社・VAP・NTV
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