マンガに恋する女の ゆるゆるライフ

のらりくらりなアニメ・マンガ雑記。
現在の閲覧者数:
 
 
最新の記事
カテゴリー
月別・過去ログ
コメント
トラックバック
ブログ内検索
お気に入り☆リンク

プロフィール

フル☆マルコ

Author:フル☆マルコ
・マンガ・アニメ・BL・声優好き。
・当ブログは リンクフリーです。
  文字サイズ”中”でご覧いただけることを確認しております



≪画像等の表示・使用について≫
当ブログでは感想の補助として著作物の一部を引用しております(著作権法第32条1)。また各関係社からの警告には早急に従い、これに対処するように致します。

ツイート

Sponsored Links

RDG レッドデータガール #12(最終話)「世界遺産の少女」 

TVアニメ RDG レッドデータガール オリジナルサウンドトラック

「馬鹿を言うな!(ハァハァハァ)
 僕に決まっている!(キャィンキャィンキャィン)」

た 、 高 柳 く ん ?!?!
声優雑誌のインタビューで「高柳の変化も注目です(笑)」
深行CVうっちーが語っていた意味をようやく把握(´∀`)ナルホドー




「お借りします」
泉水子がこの学園祭で目覚める・・そう紫子さんの予言により
不測の事態に備えて待機していた野々村さん再登場ご無沙汰です。
そんな野々村さんから錫杖を受け取った深行は、
中学時代に力量の無さ(自信の無さ)から
和宮との対決時に錫杖を使う事に躊躇っていた頃とは全く違い、
今は躊躇なく錫杖を使おうとする=覚悟を決めた事の表れに思えた。
そんな深行の成長ぶりに頼もしくなったなという野々村さんの表情でしたね。
そんなわけで捕われてしまう事を恐れてフェイズの向こうへ引き籠った泉水子救出大作戦始動。

「真澄は見つけてしまったんだ、
 俺ら姉弟以外に好きな人を…泉水子ちゃんを!」

泉水子の単なる現実逃避ではなく、真澄との愛の逃避行!?
目を見開いて驚く深行くんそれはジェラシーですね(*´∀`)
泉水子の願いを優先させる故に深行に全く助力してくれない和宮カラスに対して
「引き下がるつもりかっ!ふざけんなよっ!!」
余裕ない深行の焦燥・切迫した怒声もまた嫉妬から来るものであり
たいへん美味しゅうございます。

「鈴原さんがイイナーって想い始めたんだァ。
 つまり、泉水子ちゃんが好きだよって意味だヨ」

神霊の真澄にとっては人間の宗田姉弟よりも
神霊に近しい人間の泉水子の方に興味を持つのはご尤も。
真響との気持ちの齟齬も相まったせいもあり
真澄は神霊が住まう高い波動に来れる泉水子に惹かれ
北条氏照と妻お久の方・・のような悲恋では終わらせないから
付き合おうと積極的にアプローチしてきますが
そもそも真澄と泉水子の『好き』の価値観が違いますものね。
それでも真澄くんがどのように泉水子をハッピーエンドに導くのかも
実は何気に興味はあります


「犬呼ばわりなど絶対に許さないぞ!(ワンワンワン)」
OPで高柳くんと一緒に映ってたワンコ=高柳犬!?
動物を虐げる高柳くんへの泉水子からのお仕置きですね。
しかし犬にされたというのにプライドの高さは相変わらずで、
泉水子救出へ向かう深行が桃太郎の例えを出した際には
「鳥はキジであるべきだ。それに僕は犬じゃない」
犬柳くんどこまでも野太い素敵な性格でいらっしゃる(´∀`)


「泉水子!俺の事に気付けよー!」
八王子城の亡霊と闘う試練は、泉水子との未来を信じて歩む覚悟をはかるもの。
しかし和宮くんは高みの見物状態、犬柳くんはこっそり隠れて危険回避(笑)という
本当に深行くん一人だけに課せられたテストをセッティングするとは
真澄くん、恋のライバルに対する容赦は一切ナッシング。
亡霊に刺された深行の命を守ったのは泉水子との繋がりである携帯電話、
というのも泉水子の加護が深行を救ってくれたということですね。


「来いって言えよ!行くから!」
深行の強い想いがフェイズ内での携帯電波を泉水子に繋いだという解釈で良いのかな、
すぐ駆け付ける!と電話で宣言する男子=惚れるに決まってる
なのに駆け付けたのは深行じゃなくて和宮くんってヾ(°∇°*)アレレ
真澄(戸隠)vs和宮(熊野)の神霊バトルも垣間見せつつ、
「贅沢言うな。姉弟がいるだろ。行けよ」
和宮が喋ってはいるものの、この口ぶりといい宗田姉弟を気遣うあたりといい
深行くんが和宮にinしているっぽいと思ったら案の定カラスから出現してくれましたね。
「和宮くんや深行くんが来てくれて」と嬉しそうな泉水子でしたが、
ここは「和宮くん」の名前は出さずに
「深行くんが来てくれて」と言ってあげるべきだろうに。゜(゜^o^゜)゜。
でもまだまだ和宮カラスに協力して貰わないと深行が未熟であるのは確かなところ。
少し前に深行が他の女性の話をすることを嫌ってムスーっとしていた泉水子の気持ち(嫉妬)を
この時になって深行もきっと理解できたのか、だからこそ


「お前さ…俺が必要だって言えよ。
 言わなきゃ分かんないんだよ。
 俺だってそう思われてもいないのに行動できないし」

和宮ではなく俺を必要としてくれ!・・そんな深行くんの泉水子を求める感情がくすぐったい
思春期の照れもあったり、泉水子の好意に確信が持てなかったり、また、
姫神の畏怖もどこかしら無意識にあるからこそ
深行は受け身の態勢になっている感じがする。
むしろ俺が泉水子を必要としているんだ!・・ぐらい言ってくれて良いのですよ(*´∀`)


「…っっ言えたらいいけど…っっ、言ったら最後だよ…っっ」
抱 擁 is ジ ャ ス テ ィ ス 。
深行くんのこの抱擁には泉水子の不安をかき消す優しさや
泉水子に課せられた宿命・未来を共にする意志を感じとることが出来て胸熱。
そんな二人だけのラブラブ世界を和宮カラスと犬柳くんが傍観してるのに気付いて
恥ずかしがったりしないのでしょうか深行くん&泉水子ちゃん(笑)
そんなこんなで抱擁シーンで有耶無耶になっていた『必要』の答えは
もう少し先延ばし=恋人関係に発展するのも先延ばし!?
しかも深行が泉水子に寄り添いZZZでラストを締めくくられましたが
OPのようなキスシーンがないとは…。゜(゜^o^゜)゜。
俺達の戦いはこれからも続くエンド=続編があるという解釈で良いですか。
ないのですか。どうなのですかスタッフさまー!


********************

◆総括
内向的な女子と刺々しい男子の宿命と成長と淡い恋を描いたこの物語。 特に父親に対して反抗していた中学の深行が次第に反骨精神によって運命に立ち向かって成長し、泉水子に対しては完全なデレまではならなかったものの、ツン→柔らかくなった深行の姿をとても楽しく見守ることが出来た。

この作品は手を握る描写が多々あり、深行から手を握ろうとする時は泉水子&姫神の左手(天から受け取る手)を取っていたのは、深行が下僕になる意思はない意味と共に、泉水子&姫神が深行の優しさを感じとって(受け取って)惹かれていく意味合いもあったと感じた。
逆に泉水子や姫神から深行に差し出されるのはいつも彼女達の右手(下々の与える手)。 最終話でも泉水子が深行を欲する言霊を発したからこそ深行が試練を越えて泉水子のもとへたどり着けた事からも、彼女の願う言霊が深行に力を・加護を与えているものと想像する。
などと小難しく考えましたが本当はもっと単純なことで、深行が泉水子の手(左手)を握る=深行から泉水子へ安心を与えること、泉水子(の右手)が深行の手を握る=泉水子から深行へ安心を与えること・・最終話のCパートでそう物語っていることが分かりました。

「俺は自分の周りのだれもかれもが ないと思ってる道を探したい」
雪政が策するように下僕にはならない。 高柳が誤解した様な験者と憑坐という関係でもなく。 泉水子が姫神本人にならないよう、世界遺産にならないよう、人類を滅亡させないよう、泉水子が大人達に利用されないで済むよう、泉水子本人が望む普通の女子になれる道を探す・・そう望む深行くんの恰好良さにシビレつつ、さっそく学園祭事件をきっかけに泉水子が世界遺産になってしまい、深行には今まで以上に苦難の道が待ち受けているのが窺える。

まだまだ人類存亡に関する事に決着がついておらず、OPのように二人の恋が実るような描写はオアズケ状態でアニメ単体としては物足りなさが残る結末となりましたが、甘酸っぱくて奥ゆかしくて視聴者の方が焦れったくなる二人の恋物語をほぼ毎回楽しんで観る事が出来ました。
今一番気になるのは、学園祭以降、深行が「鈴原」ではなく「泉水子」呼びになるのかどうか、そして心臓移植を願うほどに真夏くんの容体が切羽詰まっているのかということ。
アニメ12話に凝縮された物語の中で原作未読者にとっては作品を十分に理解したり解釈することが難しく、もっと二人の淡い恋や宗田姉弟などについても知りたいと感じたので原作を読んで細かな部分を補ってみたい。
願わくばアニメ続編(2期)を希望いたします。 その時はぜひとも深行くんがデレるシーンをふんだんに観せていただきたいです。

(C)2013 荻原規子・角川書店/「RDG」製作委員会


関連記事




tokireslive2018augtsuji.jpg



RECOMMEND








BL☆RECOMMEND