「5枚も取れば与えられるはず・・・
瑞沢に全敗の予感を」桜沢先生の冷淡な喋りがまた視聴者にハラハラ感を増幅させてくれる。
「くそぉ」「強ぇ」「…っっ、変っっ!!」という訳で変人で個性的な冨士崎を相手に対決する事になった決勝戦は
初っ端から悪戦苦闘で太刀打ちできない男性陣ピンチ状態の上、
千早もまた音から響く和歌の情景を感じ取りながら札を奪取していこうとした矢先の指の怪我。
カルタの神様はどこまでも瑞沢に試練を与えてくださる。
こういったピンチを乗り越えて強くなっていく彼らの姿を見るのが
この作品の醍醐味でもありますね。
そして・・・
デ ビ ル 原 田 先 生 、 降 臨 (*´∀`)怪我=チャンス、という原田先生の悪魔ぶり笑いつつ、
確かに千早が怪我を負った事はこの決勝戦でのターニングポイントとなり
一気に風は瑞沢に吹いてきた!?
「音の端っこを捕まえる勝負。
集中しないと置いてくよ」悪魔ビームを放つ(笑)原田先生が怪我をチャンスと言うのならば
山城さんが怪我を負わせて凹んでいる隙に千早が猛反撃すれば・・
などと思ってしまうものの、そんな卑怯なやり方で勝利しても
千早も、そして視聴者も納得いかないもの。
山城さんを意気消沈させたままにはせず
むしろ奮起させて正々堂々と闘いを挑む千早の姿は勇ましい。
そんな山城さんは祖母を専任読手に持つ故に耳が長け、
また輪から疎外されてしまう境遇がなんともいたたまれない。
自分の拠り所を確保するためにこの大会に挑んだのですね。
「私を闘う相手と思っている人間は此処にはおらん」クイーン若宮さんもライバルと呼べる者が存在しない事に諦めモード。
・・・だったのも束の間、
前のめりになるほど千早vs山城さんの試合を検証する夢中モードに。
前試合で須藤さんの視線を釘付けにした件といい、
千早は本当に魅せる試合をしてくれるー!
新の言っていたように、この決勝戦では若宮さんの心を突き動かす事になりそう。
今はまだ読手に左右されて本領発揮できない山ちゃんも
今後はクイーンに対抗すべくライバルになっていくのかもしれない。
しかし怪我をしてしまった千早さん、、、明日の個人戦は大丈夫!?

次回
『第18首:わすれじの』(C)末次由紀/講談社・VAP・NTV
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