「同じ土俵に立つ事を避けて回るのはもうやめた。
俺は俺で山伏としての力を身につけたい」反抗期から反骨精神へ。
3話分で随分と落ち着いた深行くんは
これからまだまだ成長に伸び代がありそうで期待。
「私は姫神じゃないのだから何も出来ないと言って
もう私に当たる事はしないと思っていいのね?」邪険にして欲しくない、という泉水子のこの言葉には
深行に嫌われたくない気持ちが含まれているようで
少しずつ深行に惹かれている様子が窺えて微笑ましい。
深行がププッと笑い出したりなど、二人の距離が縮まってきているのが分かる。
そういえば修学旅行の集合時間をすっぽかした件、
二人してたっぷり叱られたといったエピソードはないのか気になるー。
「君を変えさせたのがアイツならば
アイツを排除しなければならない」前回予告で深行が
「和宮という生徒はいないよ」と言っていた事から
和宮くんが人間でない事は予想していましたが、まさか姫神のお使いの神霊だったとは。
キャストインタビュー記事でも『第1話アバンからのカラスが伏線』と
メインキャストのお二人(CVはやみん、CVうっちー)が仰っていたので
何かしらのキーになるとは想像していましたが、そういう事だったのですね。
理解しあえる友人が欲しいという泉水子の願いを叶えるために生まれた従属の存在であるため、
修学旅行から帰ってきた泉水子の心に深行の存在がいる、となれば
それは従属としては面白くないでしょう。
泉水子が和宮くんを調伏できたことは意外でしたが
こういう泉水子を見ると、姫神としての血が流れている事が窺い知れる。
「俺は姫神の神霊に触れても、ちょっとやそっとでは
命を落とさない者になってやるよ」今回の深行は修行不足ゆえに錫杖を使う事も出来ない頼りない残念ぶり。
深行にとっては山伏として一人前になるためとはいえど、
先に東京の鳳城学園へ転入してくれている事は泉水子にとって安心できますね。
思惑通り二人を鳳城学園へ進学させた雪政おそるべし。
まだまだ二人は雪政の手の上で転がされるのだろうなー。雪政さん黒いー。
「どこが・・・何も出来ない女の子だよ」泉水子の舞は生きとし生けるものを活気づかせ幻想的なものですね。
今までは『見られる怖さ』から一人で山頂へやって来て、そして踊っていた舞、
泉水子にとって恐らく特別な場所であろう山頂から見える朝の海や景色、
そして自分の舞を深行の前で『見せた』意味はとても大きい事でしょう。
ほっとするこの土地から、東京へ行こうと決めたのも
内向的だった自分から外向的な自分になろうと、
深行くんが一緒ならば一歩踏み出せるだろうという事なのかもしれない。
「へえ、そりゃ良かった」自分がいるから泉水子が上京する事も安心できているとは考えもしない
深行くんのあっさりした返答に悶々(。-`ω´-)ドンカーン!!!
いえいえ、まだまだ二人の、というより泉水子のほのかな恋は始まったばかりですね。
しかし大人の前では好青年な深行くん。
もちろん泉水子の前でもバッチリ恰好良いのですが
言葉遣いがきちんとTPOしているという意味で礼儀正しい子で頭の良い子ですね。
入学する鳳城学園では、泉水子の能力を利用しようとする者がいそうでハラハラしますが
ひとまずルームメイトの宗田真響さんは良い人っぽい??
予告に映っていたオカッパくんが泉水子や深行に変に絡んできそうでドキドキです。
そして今回の提供バック…ワクワクしてないで早く野々村さんを助けてあげて深行くんー!

次回
『第4章:はじめてのルームメイト』(C)2013 荻原規子・角川書店/「RDG」製作委員会
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