「復讐を望んで激しく憎んで怒り狂って何が変わるんです?
愛花ちゃんは生き返るんですか?」吉野の激情。
「お前は幸せになれるのか?」激しい憎しみを露わにする真広とは真逆に
吉野は今まで彼女の死の辛さを表面に表さず達観しているようにも見える言動の裏には
ただただ、愛しい人の死を無駄にさせたくなく
『テンペスト』のようにハッピーエンドで終わらせたい一心だったから。
しかし吉野が辛い想いをひた隠しにして誰にも知られること無いまま
他の皆が大団円を迎える事になったとしても
それは吉野一人だけが孤独なままで幸せなエンディングを迎える事はできないというもの。
「どうすれば愛花ちゃんは生き返るんですか!?
どうすればこの不合理な世界は変わるんですか!?
葉風さんの首でも締めれば全部取り戻せるんですか!?
…っっ…っっ…泣いたって
どうにもならないじゃないですか…」吉野がこんな風に感情を爆発するのはお初ですね。原作時から楽しみにしていました。
しかし、どうも前話ぐらいから吉野CVうっちーボイスが不調だと薄々感じてましたが
そういえば年末うっちー風邪を引いてて鼻声&喉ガラガラだった。あからさまに喉の痛々しさが聴き取れる声だったので
聴いてる私が痛々しく感じてしまいましたがとりあえずウッチーお疲れ様でした。
声の調子が治ってから録り直すような時間はなかったのかなー。
「まるきり先が読めん。さっぱり読めん」左門さんグニャリ劇場再び(笑)
大真面目な左門さん+グニャリ描写+渋い力也さんボイス=この3つの作用が重なって
思わずププッと笑ってしまう面白さが生まれますね。
「まるで不破愛花の死から全ての理が狂い出したかのようだ」左門さんが予測するこの事はもう前々から吉野たちが予想していた事ですが
「異星人によって送りこまれた『文明破壊兵器』」蛇や龍の神話の伝承や符号から予測する『はじまりの樹』の正体は
宇宙人による地球侵略兵器説。
ということで18話目にしてようやくこの作品のサブタイトルである、
『THE CIVILIZATION BLASTER(シビリゼーション・ブラスター)』の名称の意味が明らかになり
『すこしふしぎ』どころではない『すごくふしぎ(SF)』な展開になってきた(笑)昨日の隕石落下も言わば地球を脅かす宇宙からの兵器で怖かったー。
この地球侵略と愛花の死がどのように繋がるのかを考えると
愛花がやはり単なる一人の少女ではなく重要なキーパーソンである事は間違いないでしょう。
「吉野、暫しの別れだな」間接的に愛花を殺害したのが葉風とも言えるし、そうでないとも言えるこの状況下で
葉風の中では『はじまりの樹』は『悪』となり倒すべく存在になっていったのも
全て『絶園の魔法使い』による策略なのでしょう。
羽村くんの能力をレベルアップさせて『はじまりの樹』を打倒すべく動き出した葉風が
吉野にもう二度と会えない様な言い回しがとても意味深。
・・・と思ったのですが次回予告であっさり吉野を胸の中で抱きしめてたー!
葉風の中で吉野への想いはまるで慈愛に満ちた聖母の様な気持ちに落ち付いたのかもしれません。
だからなのか?!ナチュラルに吉野の耳たぶに触れていらっしゃる(笑)
念願の耳たぶ良かったですね。しかし吉野との別れを匂わす葉風はもしかしたら
間接的に愛花を殺してしまった懺悔の心によって何かしらの決心をしたようにも感じた。

次回
『第19話:願ったものは』(C)城平京・左有秀・彩崎廉/「絶園のテンペスト」製作委員会・MBS
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