「『時間の檻』自体、錯覚なんだよ。
タイムパラドックスもない」吉野の仮説と、左門の焦燥。
「『時間の檻』は物理的な檻じゃない。
心理的な錯覚の檻なんだよ」葉風を2年間こん睡状態にさせ、その間に骨格人形を作り
それから葉風本人を無人島の檻に監禁している間に
左門が『絶園の樹』を復活させようとした事、
そしてもし葉風による邪魔が入った場合には死を告げて葉風が失意している間に
左門が『絶園の樹』を復活させようとしていた事、
…などなど立証とはまではいかずとも仮説を述べている吉野の
なんと迷いのない自信満々の堂々たる態度。
吉野さん、いつの間に左門さんの計画を見抜いていたのΣ(゚∀゚)
と思いきや吉野の仮説は正誤が問題ではない!?
「いや、いや…っっ、待て待て待て待てーーー!!!
冤罪だ…っ、偽証による冤罪だ!!!」持っていた刀を落としたり、足元が覚つかなくなったり、
左門さんあからさまにオーバーアクションでいらっしゃる(笑)だから今までのクールビューティさはどこに行ったヽ(・∀・)ノ
こんな左門さん、私は好きです。
吉野の嘘仮説→真広が魔具発動→左門が葉風を呼び戻す状況に陥る…
そこまで目論んでいた吉野の策略ぶりが凄い。
しかし吉野の思惑はまだまだ予想の斜め上を?!
「無茶な仮説をわざと左門にぶつけて動揺させ、
葉風を立ち直らせるきっかけにする。
ついでも俺もそんな気にさせる。
狙ってなかったとは言わせねーぞ」「・・・ ・・・ フッ」吉野の黒い微笑みが怖い怖い(*´∀`)吉野嘘仮説→真広が魔具発動→左門パニくる→葉風ヤル気スイッチON→
真広が葉風側につく→全てはハッピーエンドのために…
そんな吉野のトリッキーなやり口を見ると
左門も葉風も真広も、吉野の手の上で転がされている状態に思える。
大人しそうな害のない顔をしているのに、
心の中では何を考えているのか分からない、吉野はそういうタイプですね。
ただ、そんな吉野の事さえも手の上で転がしているのが愛花であり
この物語のどこまでが愛花の思惑によって動いているのか最後まで読めない。
なんにしても空気の精霊『エアリエル』の文字が樽に刻まれた事、
夏村に敗北したフロイラインさんの前に潤兄さんが現れた事、
そして葉風が勝ち気モード復活した事によって
曇天から光が差し込んできた空模様と同様に左門側から葉風側に好転してきているので
一体どのようにして『時間の檻』から葉風を救うのか楽しみです。

次回
『第11話:時の娘』(C)城平京・左有秀・彩崎廉/「絶園のテンペスト」製作委員会・MBS********************
「あと少しで俺の辻褄が合う…」「ブツブツ言ってないで早く見せてよ、最新号」真広の辻褄を吉野がぶった切ってる(笑)
そして中の人繋がりな付録、気になる(*´∀`)
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