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絶園のテンペスト 第4~6巻/城平京・左有秀・彩崎廉 

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城平 京 彩崎 廉

スクウェア・エニックス 2012-05-12
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~ストーリー~
・・・どうして、こんなものが降ってくる!
「絶園の魔法使い」が愛花殺しの犯人なのか・・・?
そして世界各地に出現する「はじまりの樹」!!
神と神が激突するこの黙示録の行方は一体・・・!?
葉風は2年の時を越え、島から帰還することができるのか?
そして、この大嵐で世界はどのような変容を遂げてしまうのか・・・?
(amazonより引用)


「我が名は鎖部葉風。
 『はじまりの姫宮』二年の時を越え
 かえってきたぞ」

葉風、マッパで現在に帰還。
しかし葉風の帰還と同時に『はじまりの樹』が覚醒し始め
『絶園の樹』とバトルの勃発は偶然か否か。
葉風と左門はひとまず協力関係を結んで
世界中の被害は最小限に抑えられたかのように思えましたが…
(以下、ネタバレ感想です)



『はじまりの樹』の暴走で負傷した真広が目覚めた後、
フロイライン山本さん(←3巻までは左門と対峙していた)と
元黒鉄病対策員の早河さん(←山本さんと同じく左門と対峙していた政府の人間)と
左門と真広が共にお節料理を囲むシーンは妙にシュール。
今までが非日常だっただけに、このような日常シーンは新鮮。
そしてとりあえず先にこれを言いたい・・・
左門さんがすっかりイイ人になった!
しかもポニテぽにてポニーテール(*´∀`)

3巻までの印象とガラリと変わります。良い方向に。

そんなこんなで左門の黒さが和らいだ代わりに早河が悪役を担う事になったのか、
「不破真広、お前は滝川吉野を殺せるか?」
(((((( ;゚Д゚)))))ナンデソウナル…!?!?
「あの姫様が滝川吉野に惚れてしまっただけだ」
いつもシカメ面な真広が珍しくこんな→Σ(●゚д゚●)素っ頓狂な表情になってラブリー
吉野派の私も思わず真広の希少な一面に萌え心が揺らいだ瞬間。

吉野に助けられた形で葉風が現在に帰還できたことで
吉野に対する信頼ができた葉風は吉野の考えいかんで
『はじまりの樹』をどうするか決断してしまうのを恐れる早河たち。
その実・・・
「滝川吉野が『絶園の魔法使い』かもしれないとは」
この仮説が本当だとしたら、登場人物や読者(私)は
今までの吉野の言動にまんまと騙されたことになる。
しかし1巻を読み始めた際に、W主人公である真広は復讐劇という目的があるのに対して
吉野はたた単に巻き込まれた形で世界を救うことになるキャラ設定が
どうにもW主人公としてのインパクトが薄いと感じていたので
ここにきて『絶園の魔法使い』かもしれないというキャラ付けはオイシイ要素。
ただ、登場人物や読者(私)の予想をことごとく裏切るのがこの作品の常套手段。
まだまだ衝撃トンデモ展開が待ち受けているのでしょう。

その一方、葉風&吉野が『絶園の魔法使い』と名乗る羽村という青年と遭遇。
魔法についての知識も無知+ナヨナヨした性格からはとても愛花を殺した様子などなく、
真広や左門の下で魔法を使いこなせるよう指導されたあげく
『はじまりの樹』を倒す『絶園の魔法使い』という戦隊ヒーローにさせられたヽ(・∀・)ノ
更には葉風も『はじまりの樹』の舞姫として参戦して世間を賑わすことに。
シリアスな展開の中の和みの一コマを担当してくれる羽村は
物語の途中から参戦したものの可愛らしいマスコット(笑)の一人になった感じ。

「ますます吉野を好きになってしまうっ!」
吉野への恋心を封印するよう潤兄に牽制された葉風は
恋心を自制しようにも、吉野への想いを募らせて悶々乙女心まっしぐら。
「私はお前が好きだ。
 だから吉野、私にお前をあきらめさせろ!」

葉風さん潔すぎてビックリΣ(゚∀゚*)
あまりウジウジ悶々しすぎる期間を長引かせると
かえってヒロインに対する読者の心証が悪くなる可能性もあるので
葉風のようにサバサバとして女性像は女性読者から見て好感が持てる。

「どうすれば愛花ちゃんは生き返るんですか!?
 どうすれば不合理な世界は変わるんですか!?
 …泣いたってどうにもならないじゃないですか」

愛花が彼女であったことを白状した吉野が初めて
愛花の死を嘆き涙して激情を露わに。
ここは是非ともアニメでCVうっちーの真価を最大限に魅せてくれることと期待している。

脇役キャラクターが意外な一面を見せてくれ始めているのもまた一興。
左門「どうも私が悪役にされている気がするのだかな」
真広「主人公って顔でも歳でもないからだろ」
左門「理不尽な話だ」
ゴメンナサイ、私もすっかり左門さん=敵役だと思ってました。
今はすっかり悪役という位置付けではなくなった印象なので
左門さん、イジケないで。゜(゜^o^゜)゜。

また、潤兄が善かれと思って葉風の恋心抑制を諭した件は事態悪化の方向に向かい
潤兄「ゴメン左門さん!このキュウリでお許しを!」
左門「それで済むのはカッパだけだ」
なんですかこの潤兄と左門さんのやり取り(笑)
潤兄もこんなコミカルさを持ち合わせていたとは新たな魅力発見。

更には早河さんが葉風に吉野をその気にさせる方法をアドバイス?!
「下着姿で押し倒してやればそんな気分になってくれますよ」
早河さん涼しい顔して何を仰るヾ(*ΦωΦ)ノ

羽村もまたマスコットキャラ的存在で のほほーんとした性格なのに
客観的に物事を捉えることができる子。
「きみ、ただ単に愛花さんを大好きなだけと思うよ?」
誰も口にしなかった禁句を真広に言ったー!
「吉野君の彼女、真広君の妹さんじゃないかな?」
だからハッキリ言い過ぎだからー!!
しかし吉野の彼女が誰なのかを真広たちと話し合いの際、
女教師では?人妻はどうだ?小学生か?・・などと
左門さんの真面目な顔もまたシュールでちょっと笑ってしまった。

そんなこんなで伏線が紡がれ始めた物語は
「これからの我々の行動は
 【吉野が『絶園の魔法使い』かもしれない】
 という前提で考える」

吉野本人もこれに同意のもと、真実に近づくべく動き出す一行。
前述した通り、まだまだ先の読めない展開でハラハラさせられます。

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