~ストーリー~
もう大丈夫だ遥…おれがいるから
そばにいるから…。
男が少女と出会って数年が経った。
少女は成長したけれど、男は相変わらず…。
けれど、21歳の年の差は縮まらない。
すれ違い始めた真一と遥の思い…。
そんなとき、遥が巻き込まれた事件…。
傷ついた遥を目にした真一がたどり着いたひとつの答え。
それは、「家族」───。
「彼女」は好きだと言わなくなった。
「彼」はそれが不安になった。
気づいたら恋は、はじまっていた。(コミックス帯および裏表紙より引用)
(C)Chika 2012毎度カバー下(裏)の言葉、今回は杉田くんが担当で
「中学卒業までの目標、身長180cmを超える!!」頑張れ杉田くんヽ(・∀・)ノ
そんな杉田くんが
「なんか変!いつもテキトーだったくせに、
なんで急にそんなおせっかいになってんだよ!
はっきり言ってキモイ!」遥の保護者気取りな真一をキモイ呼ばわり。
小学男子に言われ放題です真一さん(苦笑)そして6巻では遥が事件に巻き込まれたり、と
ハラハラ展開ののち、中学生編開幕。
(以下、ネタバレ感想です)
遥の受験の世話をする真一は確かに杉田くんが言うように真一らしさがなく。
しかし遥を放任していれば不審者扱いされーの、
親身になれば遥から避けられーの・・真一の取るべき対応も難しいところ。
遥視点からいえば、真一は保護者にしたくない訳で
今までの真一のスタイルを変えて欲しくない。
「私を・・・私として見てほしいんです」真一の不遇だった幼い頃と重ね合わせた情けではなく1人の女性として見て欲しい。
そんなことを小学六年生で思う遥の早熟さに驚く。
詩子から求愛されるガッキーも罪な男。
「7年後も君が同じ気持ちのままだったら、つきあってもいいよ」ガッキーの言うように十代の七年間は怒涛の毎日で、
こんなガッキーの言葉など詩子は数年で忘れる可能性は高く、また
七年経過する間にガッキーの言葉が大人の戯言だったと気付くかもしれない。
ってか七年後ガッキー39歳ばりばりアラフォー。
そんな冗談混じりな話も束の間、
遥が通り魔に遭い体を傷付けられる事件発生。
「辛いときや痛いときくらい素直にそう言えって!!
まえからそう言ってんだろ」通り魔に遭ったことさえ自分に非があると責める遥を真一が叱咤。
子供ぽいところを見せたくないがために遥は弱さを隠す訳で
しかし真一としてみたら自分の前でだけは素直になってほしくて。
「遥…俺がいるから。そばにいるから…
おまえは俺にとってもう家族なんだ…」心のままに泣きじゃくりはじめた遥を抱きしめて遥の大切さを噛みしめる真一でしたが、
この言葉に遥はどう受け取ったのか。
おそらく家族愛どまりになってしまったことに絶望したのではないだろうか。
月日は流れ、二年後・・・ガッキーがデキ婚!?
いとも簡単に詩子ちゃんを裏切りましたね。
というかガッキーファン読者(私)逝ったorzしかし詩子はガッキーから他の男子に既に心変わりしたっぽい?
ガッキーがあしらった詩子がもしも七年後にかなりガッキー好みに育ってたりしたものなら
…それはそれで面白い展開。←希望。
ガッキーの新居は真一宅の近所になるようで
どんだけ真一のことおちょくりたいの(笑)
「最近きかなくなったよな、
遥ちゃんの口から内海のこと好きだとか一緒にいたいとか。
中学に入って好きな人でもできたのかな」ガッキーの言葉に内心ショッキングの真一さん、動揺隠せてナイナイ。
中学生になった遥の ふとした大人びた表情に
相変わらず目を奪われハッとなる真一。
これを恋と言わず何と言う。
作者あとがきにも書いてあるとおり、
真一と遥のラブはもう少し遥が大人になってからでないと、ですね。
しかし本音を言えば早くラブがみたひ。遥は真一への気持ちを封印してるだろうに、七巻予告で真一がとんでもないことを。
「遥・・・彼氏とかできたらちゃんと言えよ」言うものかーーー(ノД`)・゜・。真一さん酷な人です。
この漫画は一見ロリータに思われがちですが、
欲情などといった部分は(今のところ)なく
年齢差を超えて心が惹かれ恋が育まれていく作品。
遥を大切だと想う気持ちが情でなく家族愛でもないと気付いて、
無意識の自制から解放された時に真一がどんな行動に出るのか期待しています。
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