マンガに恋する女の ゆるゆるライフ

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八犬伝‐東方八犬異聞‐ 第11巻/あべ美幸 

八犬伝  ‐東方八犬異聞‐ 第11巻 (あすかコミックスCL-DX)八犬伝 ‐東方八犬異聞‐ 第11巻 (あすかコミックスCL-DX)
あべ 美幸

角川書店(角川グループパブリッシング) 2012-06-29
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~ストーリー~
新章開幕!!
この胸に刻まれた、すべての過去と真実──…。

天狗の葉月を探しに行くという犬江仁(いぬえ しのぶ)と別れ、
荘介と共に帝都へと戻った信乃。
ところが帝都で信乃たちを待ち受けていたのは、
2年前に死んだはずの婚約者・沼藺(ぬい)が現八のもとに毎夜現れるという話だった。
真相を確かめようとする信乃だったが、
知り得たのは現八と沼藺の悲しくも優しい絆で…!?
次第に明らかになっていくそれぞれの過去。
未来のため今のため、信乃はすべての真実と向き合っていくことになるが──。
新章開幕、運命的浪漫譚◆第11巻!! 描き下ろしも収録!
(コミックス裏表紙より引用)


11巻の最初のページのカラー画には
普段の服装ではない、現代風な服装をした信乃と荘介のツーショット。
カエルのぬいぐるみを持ってるシュールさが可愛らしい

さて本編へ。
10巻ラストに登場した“姫”(玉梓in伏姫?)が11巻巻頭から登場。
蒼によって持ち帰られた葉月の器は“姫”の配下が憑依することになり…
「“姫”のご所望でありますので
 お主らのお宝 奪わせて頂く!!」

現八の亡くなった婚約者である沼藺を利用し
天狗の葉月が信乃と小文吾と毛野の玉を強奪未遂!?
しかし葉月は小文吾が鬼に変貌したら一目散に逃げるという
中身はバリバリの三下っぷり(笑)
ちょ、カッコイイはずの葉月…中身が残念すぎて勿体ないー!
葉月の中身はいったい何処へ…(ノД`)・゜・。
(以下、ネタバレ感想です)




「許さない。呪ってやる。
 この国もこの国の人間も全て
 滅び去るまで呪ってやる!!」

玉梓姫が国にやってきた際に二人の子供のうちどちらかを選んで殺さなければならない状況となり
已む無く病弱の次男を差し出し殺され、それを知った長男は自害。
二人の子を失った玉梓の怒りと悲しみが怨霊化しこの国に危機をもたらした…という話。
これは元ネタ『里見八犬伝』の玉梓姫による…里見家の人間を畜生道に堕として呪う怨念…に
由来しているところなのでしょう。

「愛される為に生きるんじゃなくて
 愛しているものを全力で愛したいから生きるんだよな」

愛されてる自信がなく死を選んだ沼藺の心情に苦悩する信乃に現八が諭した言葉。
受動ではなく能動的に。
人から愛されたいから生きるのではなく、自分が人を愛したいから生きる。
一度死んだ信乃がその身に妖を宿してまで生きることを選んだのは
浜路を悲しませたくない強い想いと、荘介自身の意志で生きる事を選ばせるという強い願いがあるから。
ただ皆が信乃のように愛されている強い自信はなくて、
沼藺や かやこ先生(10巻登場)のように寵愛されたいという願望は時に人を狂わせてしまう。

「荘介の義の玉は今 誰が持っている?」
荘介が消えて蒼が本物になる日が近付いてると!?
隻眼だった蒼は『義』の玉を持っているからかその目が見えるようになってきて
代わりに荘介の左目が見えなくなってきているらしく…。

人間の悲しい気持ちを食べる妖の事件発生───
悲しみがなくなる事は一見良いことに思えますが、悲しみと嬉しい事は表裏一体。
大事な人を亡くした悲しい記憶をもし失ってしまったら
その大事な人との楽しかった思い出も消えてしまうということ。
信乃本人も母親のこと、そして自分を殺した伏姫の記憶など一部欠落しており
それは信乃のためを思っての莉芳の計らい(もしくは策略)ではありますが、
それでも記憶封じされている事を信乃が知ったら
当然全ての記憶を取り戻したいと言い出しそう。
ただ全ての記憶を取り戻した時に、苛酷だろう記憶の重さに信乃が耐えられそうになく
それでも主人公。挫折しながら絶望しながらも信乃ならば乗り越えていく事が出来るのでしょう。
というか乗り越えてくれると信じている。

「それでもきっと自分の中の『誰か』を消してでも
 まるごとなくしてしまいたい記憶を持つ人間も
 いるとは思うんですが」

これは荘介が自分自身のことを言っている?
荘介自身も子供の頃の記憶が一部欠落しており、その忘却した記憶の持っているのが蒼で。
半分ずつだった荘介と蒼の魂は、左目の一件もあり、
着実に荘介の魂が失われてきていて…いったい荘介はどうなってしまうの(ノД`)・゜・。

信乃や毛野が首の後ろチクチクしている件や
フェネガン枢機卿が信乃の母親である手束(たつか)の事を知っていたり
莉芳が信乃の実兄?のようなポジションっぽい描写があったり
荘介よりも蒼の手の方が温かみがあったり
今回も伏線がテンコ盛りにちりばめられていて
今までの伏線も含めてどれがどう繋がっていくのか…まだまだ難解です。

2013年放送予定のTVアニメ化のスタッフには
ヤマサキオサム氏(イタキスや薄桜鬼の監督)が総監督&シリーズ構成を務められるので期待。
あとはキャスト様発表待ちウズウズ♪
そして9/1発売の『SUPER LOVERS』5巻発売も待ち遠しいー!

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