マンガに恋する女の ゆるゆるライフ

のらりくらりなアニメ・マンガ雑記。
現在の閲覧者数:
 
 
最新の記事
カテゴリー
月別・過去ログ
コメント
トラックバック
ブログ内検索
お気に入り☆リンク

プロフィール

フル☆マルコ

Author:フル☆マルコ
・マンガ・アニメ・BL・声優好き。
・当ブログは リンクフリーです。
  文字サイズ”中”でご覧いただけることを確認しております



≪画像等の表示・使用について≫
当ブログでは感想の補助として著作物の一部を引用しております(著作権法第32条1)。また各関係社からの警告には早急に従い、これに対処するように致します。

ツイート

Sponsored Links

つり球 #12(最終話)「さよならのフィッシング」 

つり球 1【完全生産限定版】 [DVD]

「枯らせない…枯らせるかーーーっ!!!」
ハルの、みんなの笑顔を萎れさせないための渾身の叫び。
ハルのアホ毛アンテナをも壊して“アイツ”からの暗示解除させるユキの想いの強さ。




「伝説のルアーはお前なんだよ」
NA N DA TTE !?! Σ(゚∀゚)
ハルがルアーの役割になる、という事は
前回まで伝説のルアーだと思ってたあの特大ルアーはいったい…w
天女二人説を導き出したユキが回想するシーンで
思い出の一コマ一コマで紡がれた『今までの出来事』の文字が細かくて
ひとつひとつ、どんなシーンの画がセレクトされてるのか確認してみたい。
しかしルアー役として釣り糸を首に巻かれるハルの姿が痛怖ぇぇぇ!!!
ただ、エノシマドン!で海に投げ出されたハルの体が一部魚になっていく瞬間は見事。
この時、ハルの事を初めて恰好良いと感じて感動。直後、
脱げたパンツが夏樹の顔直撃で大爆笑(*´∀`)
その横でユキは飛んでくる服を華麗に避けていたのが凄い。


「ってか意外と小さっ!!!」
“アイツ”の小ささをツッコむユキに同感。
確かにハルやココも魚バージョンの姿の時は金魚鉢に入るサイズだから
ハルと同類の“アイツ”本体もスモールサイズなのですね。
この金魚サイズの“アイツ”が他の魚たちを沢山引き連れて
龍のように大きく形作られていたとは。なるなる。
アキラの乾燥で容赦なく人間バージョンになった“アイツ”は
「ぬるん。くねくねくね。さささささ。ぱた。
 ワタクシ、ウララと申します」

お騒がせ宇宙人、とんだ小心者(笑)
しかもCVタカピロじゃありませんか\(^o^)/
中村監督作品に欠かせない声優さんのお一人ですものね。
ウララは内向的な性格で一人では何も出来ず
でもイタズラ好き(?)だから大きな魚の群れを率いることで
人間たちに江の島踊りをさせていたのかもしれない。
そもそもウララには地球を滅亡させる目的があったようには見えず
単に江の島踊りが気に入ったから
人間たちに江の島踊りをさせて楽しむのが目的だったようにも思えるが
果たして本当のところはどうだったのだろう。


ハルたち宇宙人とは笑顔でサヨナラした半年後、
バスプロを目指し渡米留学した夏樹の髪は再びボーボー^ω^
ヤシの木のある場所に派遣されたアキラはタピオカのラブラブぶりに中てられw
さくらには新しい妹が出来たり、鬼嫁な海咲さんの尻に敷かれる夫の歩ちゃんだったり
それぞれ皆が前に進んでいく中で、少しだけ自分が変われたと認識する主人公。
いえいえ、視聴者(私)から見れば飛躍的に恰好良い男の子になりましたユキくん。
本人以外(ケイトや えり香やその他 視聴者etc)が彼の大きな前進を分かっていて
そんな見守り的な状況が温かくて微笑ましくなる。

「ワタクシ、ウララと申します。宇宙人であります。
 いじいじ。もじもじ」

ウララが転入シテキタ超展開ヽ(・∀・)ノ
「今度一緒に釣りしない?」
転入生に声をかけたりなど以前のユキなら出来なかったはず。
気が弱くて恥ずかしがり屋なウララは、かつてのユキと若干似ていて
だからきっとウララと仲良くなっていけそうだと直感したのかもしれない。
釣りをお誘いを受けたウララのパァっと明るくなった笑顔が印象的。


宇宙人が実在することを受け入れたのかクラスメイトたちの慣れっぷりにもw
「ガラガラ!ドゥン!ビヨヨヨーン!僕ハル!」
何事もなかったかのように、でもきちんと皆に謝ってハルが戻って来て大団円。
── どんな時も、笑顔で、胸張って ──
つり球=釣りで地球を救った。
釣りが仲間4人の球(輪)を作った。

そんな彼らの枯れない笑顔でこれからも青春を謳歌していってほしいと祈ってる。


********************

◆総括
言いたい事が言えずにいたユキが大きな声で笑えるようになった事、自由で勝手な行動が多かったハルが人の気持ちを思いやれるようになった事、父親と確執があった夏樹が険悪にすれ違いながらも父と打ち解けられた事、無関心を装っていたアキラが次第に彼らとの時間を大切にするようになっていった事…4人の男子高校生の心の進化がとても輝かしい作品だった。
特に私のお気に入りキャラである夏樹が第3話ラストで小雨の中を走りながら歓喜の雄叫びをあげるシーンは眩し過ぎる程に。 台本上ではただ走るだけのシーンだったのを監督の意向で叫ぶ台詞を追加したという逸話があり、それが上手く成功して素敵なシーンになりましたね。 また夏樹のツン→デレ→ツンや ハニカミ具合も夏樹ファンには心をくすぐられる表情を見せてくれました。
中村監督らしい個性的演出なので『C』のように小難しくて視聴者を選ぶアニメになるかと放送開始当初は思っていましたが監督曰く、物語を重たすぎる方向に持っていかないよう構成したとwebか雑誌か何かで読んだこともあり気軽に、かつ男子高校生のフレッシュさを堪能しながら視聴することが出来ました。
まばゆいSF(青春フィッシング)物語をありがとうー!

(C)tsuritama partners

関連記事




tokireslive2018augtsuji.jpg



RECOMMEND








BL☆RECOMMEND