~ストーリー~
セバスチャンの走馬灯が語る
歪な主従関係の原点
セバスチャンです。貴方の執事ですよ。
葬儀屋の死神の鎌に斬り付けられたセバスチャン。
傷口から溢れ出す走馬灯劇場がシエルとの出会いを再生する。
未熟な執事と主人が紡ぐ、セピアの記憶が語る、語る。
世界で一番血の気が多い執事漫画をあなたに…。
(コミックス帯および裏表紙より引用)「きっ、貴様なんて格好を!女として恥を知れ!!!
(うわあああ)それ以上近寄るな
いいからその足を隠せえええ!!!/////」仕立人ニナ♀の太ももが見える恰好にドギマギしちゃって
どんだけウブなのお兄ちゃん可愛ぇぇぇ
リジーの兄エドワードすっかりメインキャラ昇格。
スネークに続き、またまたラブリーキュートキャラ新発見です。
さて、豪華客船編はクライマックスへ。
(以下、ネタバレ感想です)
シエルと出逢った当初のセバスは執事として最初から完璧だったわけではなく
シエルに罵倒されながら執事を極めていき、
逆にシエルは伯爵という地位に恥じぬようセバスに知識や教養をみっちり叩きこまれ。
途中、セバスはシエルの魂を食べようと牙をむきそうになりながらも
復讐を遂げて漆黒に洗練されたシエルの魂を喰らうことを決めて。
そんなセバスの走馬灯劇場を見て…
「やっぱり君は伯爵を不幸にしかしないみたいだ。
だから消えてもらおうかな」後々シエルに害をなす存在になるセバスを排除しようとする葬儀屋は
何故にシエルの身を守ろうとしているのだろうか。
「───伯爵。それはしばらく君に預けよう。
小生の宝物なんだ」セバスたちとの戦闘中に身に付けていたメモリアルアクセ(遺髪入れだったのですね)が
外れてしまった瞬間の葬儀屋の“しまった”という顔がとても印象的。
しかしそのアクセをシエルがキャッチした事には大きな意味合いがありそうで。
8巻でもお目見えした葬儀屋のメモリアルアクセ。
1866年7月13日に亡くなったであろうCloudia.P(クラウディア・ファントムハイヴ?)の
遺髪が入っていると思われ、シエルの近親者(?)と葬儀屋は深い関わりがあったのでしょう。
ゆえにクラウディアと血縁関係にあると思われるシエルの身も案じているのか。
葬儀屋の定番台詞といえば
「魂は一つ」。
「一体小生は何度同じ忠告を君達にしているんだろう。
ファントムハイヴ伯爵」そう8巻で呼びかけている伯爵=歴代伯爵のことを指しているのかもしれないと
今更ながら感じた。
クラウディアを亡くした事を葬儀屋が引きずっているのか、
「君もヒトの命を引きずってるねえ」豪華客船で戦闘中グレルに意味深発言していた事とも繋がってきそう。
豪華客船編終了後は、復活祭イースター話でブレイクタイム的エピソード。
「蛇を操る笛を吹けてこそ一流の執事だ」フィップスが残念執事になりかけてr(以下略)とてもスマートで口元のホクロも恰好良くて私好みのお顔。
なのにどうもお笑い要素が拭えず…いえいえ、そんなフィップスも好きです
vそんな楽しいひと時とは対照的に
シエルにはリジーとの想い出が一部欠落(?)している事が判明。
14巻冒頭(回想シーン)でシエルが言っていた“自分はまだニセモノだ”という言葉。
この事と関係しているのだろうか。
そして物語は寄宿学校(パブリックスクール)編へ。
女王陛下の依頼でシエルが潜入した全寮制学校には
赤緑青紫色の4つの寮が…ハリポタを連想したー!
シエルだけが潜入では読者(私)もハラハラしていましたが
「ようこそ紺碧の梟(サファイヤ・オウル)寮へ。
寮監のミカエリスです」セ バ ス ち ゃ ん 用 意 周 到 (笑)
流石です。
今回の表紙は葬儀屋。 ペリドットな瞳の色が麗しゅうございます

お楽しみのカバー下は黒野球。
黒メイドとか黒スイマーとか黒レースクイーンとか…なんていうのも見てみたいw


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