~ストーリー~
原 学(はら まなぶ)、37歳、男子校教師、独身、
「生徒には絶対手を出さない」というポリシーを持つ男───。
3年間の片想いから脱するために訪れたゲイの集まるクラブで若い男に出会う。
後に彼は、原が勤める学校の新入生、ソラノだと分かり…??
不器用なオトナ、永遠のアテ馬と呼ばれる原先生に春は来るか!?
(コミックス帯より引用)
(C)Asumiko Nakamura『同級生』『卒業生-冬-』『卒業生-春-』のスピンオフとなる今作。
ハラセンのファン、凄い沢山いたのねΣ(゚∀゚*)オオー!!
その『同級生』などには佐条への想いを募らせるハラセンの切ない描写が綴られており
ひっそりハートブレイクしてしまったハラセン。
スピンオフによって彼にも幸せの訪れが♪
そんなこんなで、クラブでナンパしてキスをした眼鏡男子が佐条に見える錯覚まで起こす程に
佐条への未練を引きずるハラセン。
空乃
「先生 キスうまいよね」原
「お前が生徒だとわかった以上、
今後いっっっさい そういうことはナシ!! ゼロだ!!
俺はな、生徒には絶対手を出さん。絶対だ」その眼鏡男子・ソラノはハラセンが通う高校の新入生だったことから物語はスタート。
(以下、BLネタバレ感想です)
「…すいません。すいません」「いい。まじでいい。ちょっと だだもれた。悪ィ」「先生 ほんとにすいません」「 だから いいって」佐条への片想いに茶々を入れてハラセンを不愉快にさせたソラノが
必死に取り繕って謝って、そんな必死なソラノを見たハラセンの
優しい笑顔がなんかニクイ(*´∀`)ハラセンの優しさが滲み出ていて、グっと惹かれてしまった一コマ。
ソラノがクラブで怪しい男にドラッグを勧められていたら
髪モジャモジャ+サンダル+スウェットな部屋着のまま
ソラノを助けに来るあたりもシビレタ。なのに!
「…俺はコイツ(ソラノ)の ち 父親だ」なにこのオチ。゜(゜^o^゜)゜。
折角のスーパーマンぶりが台無しです(笑)
キメなくちゃイケナイ所でキマラナイ、そんなところも
ハラセンらしいといえばそうなのかも。
ソラノの根回しのおかげで佐条と二人きりでデートをしたハラセンは
自分の気持ちに一区切りをつけられたようで、
ソラノもまた中学時代の片想いの相手と区切りをつけて終止符を。
そんな中、ハラセンが高校時代に関係をもった教師・有坂先生と再会し…。
ハラセンが男子高校生と関係を持たないのは有坂先生との事が原因。
なるほど、有坂先生が高校時代のハラセンに手を出してきて、
でも結局有坂先生はハラセンを捨てて女性と結婚。
どうにも イケスカナイのは、
ハラセンを捨てたという認識が有坂先生にはない(?)天然系。これは厄介な人。
こんな有坂との再会に浮かれ→落ち込むハラセンを心配して寄り添うソラノと
ソラノが背中から抱きしめられてハラセンがドキドキ…
二人の心の距離を縮めるこのシーンに私の顔も綻びます(*´∀`)
二人で自転車に乗って空を飛ぶ、そんなハラセンが見た夢には
ソラノと二人一緒ならば楽しい時間を過ごせる…そんな比喩描写なのでしょう。
「先生のこと好きなのかな俺。
今さらか!? いやいやどうよ?
どうよってか 寝チューまでしといて今さらか?
かわいいなーとか思っちゃうけどたまに
かわいいっておっさんだよ!!
え~~~~~」翌日、悶々としてるソラノが可愛らしい
v有坂先生とヒビキの問題を挟んで
(有坂先生は男子高校生好きなのですね;;)ハラセンとソラノは両想いに。
熱いキスをしながら二人が砂浜をゴロンゴロンゴロンと転がる始末は
甘さ的には控えめですが面白さ的にはグッジョブ。
空乃
「俺が先生のこと幸せにしてやるよ。
二人で幸せになろうよ」原
「…ぶぁ…かじゃねえの…百万…一億年はえーんだよ/////」ハラセンが見た夢が現実になったごとく、
ソラノから手を差しのべられてウキウキで空も飛べそうな幸せをハラセンが感じるラスト。
照れているハラセンは(ソラノも言うとおり)オッサンなのに可愛らしい。否、オッサンだから可愛さとのギャップに心をくすぐられるというものかもしれない!?
しかし付き合うのはソラノが卒業してからという約束のようで
カバー下には卒業式を終えたソラノがハラセンと正式に恋人になるような描写が。
ハラセンもソラノもよく3年間ガマンしました。二人の関係…ソラノ攻×ハラセン受 を希望^ω^






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>秋山様
こんにちは。コメントの件、前向きに検討、熟慮させていただきます。