「代わり映えのしない日々が
その時から薄ら色付き始めた」はねた髪とシールと恋心、再び。
お邪魔虫な千鶴をお兄ちゃんが一掃してくれたというのに
新キャラ柳くん(CV島崎くんだったのね
v)が
祐希と購買部シンデレラ花代さんとの蜜月タイムをお邪魔虫(笑)
バスケ部に勧誘する柳くんの手を掃ったのは部活に興味がないのと同時に
せっかくの二人きりの時間に割り込まれた腹いせの意味も含まれるだろうし
気を許さない相手に自分のテリトリーに簡単に触れて欲しくないのかもしれない。
そういった意味でも、外野が気になって少々手を払ってしまう照れの素振りはあったものの
祐希が花代に触れられて拒否らなかった意味は大きく。
花代が触れた手首が家に帰っても熱く感じている祐希と
何となく祐希の変化を感じているだろう悠太の会話も良かった。
柳くんとのバスケ部入部を賭けた勝負?シールを賭けた勝負?で
あっさりゴールを決めた祐希の本気モードがめちゃめちゃイケテル(´∀`)
なんというジャンプ力と命中力パネェ!
さすが黄瀬くん。花代と会えなくなる祐希の憂鬱と、母親を一人にしてしまう花代の杞憂。
パン祭りシールが結んだ二人の繋がりは、パン祭り景品で幕を閉じる形になってしまうのだろうか。
「お皿、使って下さい。たまにで良いですから」時々で良いから想い出して欲しい、僕の事を。ということなのだろう。

花代の後ろ姿に眼差しを向ける一方通行な想い。
振り向かせたくてマフラーを掴んで花代を振り返らせた言動は
祐希の精一杯の勇気だっただろうと感じる。
「ガキンチョが……/////」花代さん気付いてたのかー!!!
祐希に髪を触れられていた事を知っていた=祐希の想いも勘付いていたのですね。
千鶴には気軽に触らせなかった髪を祐希には許していたということは
花代にとって祐希は少なくとも他の男子高校生とは違う存在だったのでしょう。
ただやはり社会人と高校生という立場の違い、歳の差の障害が
今一歩踏み出す事をさせなかったのかもしれない。
「これから少しずつ、色を咲かせ始めるアナタの道が
とても綺麗な色でありますように」無機質な写真が並ぶ心の中に、咲いた恋心によって祐希の心が色付き始めるのを
悠太が願うよう独白する最初&最後のモノローグも素敵でした。

次回
『第7話:Sweet sweet,bitter』(C)堀田きいち/スクウェアエニックス・「君と僕。」製作委員会
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