~ストーリー~
社交ダンス部 青春マンガ最新刊!
うまくできない自分に、時には半ベソかきながら、
それでも立ち上がる姿勢が愛しい!
青春のもどかしさとまばゆさが、ぎっしりつまってます!!
秋の文化祭で公演を行うことになったダンス部。
初めて人前で踊る夏たちメンバーは、
期待や不安を抱きつつ、夏休みの練習に励む!
だが、衣装製作の米原から「やめます」というメールが届いて…
果たして無事に本番を迎えることが出来るのか!?
社交ダンス部青春活劇、変動の第4巻!!
(コミックス帯および裏表紙より引用)「おれの♪ 女に♪ なりなー からのー♪
イケメーーーン☆」本性が開花してからの掛井くんのナルシーぶり最高。事無かれ主義だった彼が今では何気に冷淡な顔まで見せたり。
「イケてる女子から へんなメールきた…
えっ へんじ すべき? え? え?」キョドる端場くんの焦りぶりにツボった(笑)
話数を重ねる毎に端場くんや掛井くんの魅力が味わえて楽しい。
(非BL作品。 以下、ネタバレ感想です)
良い意味で自己主張していく部員たちの中で
自分がその会話の中心にいないことに悶々する夏。
ティーン女子にはよくある悩みなのかもしれない。
そんなドロドロした負の感情をさらけ出せる夏の勇気も凄いですが、
「夏はほんと部活始めてよかったよねー
性格わるい自分に気付けたんだもん」ナイーブな所をガツンと言ってくれる友人かえちゃんがいる夏は幸せ者。
かえちゃんは素敵な友人ですね。
人を思いやること…これがテーマになっている4巻。
文化祭でのコス衣装製作をヨネちゃんに全て任せきりにして独りにさせた事、
端場くんの友人である早川くんは、端場くんが村谷に嫌がらせを受けていた事を
見て見ぬふりしていた事を悔いていた事などなど、
ヨネちゃんの一件を通して
上辺だけの優しさは思いやりではない事が判った夏。
「ヤでもなんでも他人とかかわんなきゃ直んねートコあんだから」早川くんがヨネを諭す言葉は夏にも突き刺さった感じですね。
そんな早川くんとヨネちゃんの仲に
2人が付き合ってるように見えた夏と掛井くんですが私も同意見。
ま さ に 「 リ ア 充 乙 」 by HABA面倒見の良い早川くんが恰好良く見えてくる。「たぶんもっと苦しいくらいがんばってたら
今もうめちゃくちゃ楽しかったはずなのに
だったらそうすべきだったんだろって………」文化祭での一公演を終えた後、楽しかったのに充実感が足りず
もっと必死になって魅せたいと感じ始めた高岡先輩は
二宮先輩が嫌悪する社交ダンスの大会に出場したいと言いだして。
「ほんとに本気でイヤならべつに…もういいケド…
…これだけきいてもらえれば ぼくはきみに他にお願いはしない…」健気だけど貪欲な部長(ノД`)・゜・。
BUT告白しようとする勇気は全く無い。
玉砕が目に見えて(以下略)告白といえば、秦くんが一歩前進!?
≪『かわいいから』の一言が言えれば人生が楽≫なのに げっつに素直になれない秦くんがじれったい。と思いきや
「す げーー
かわ いかっ…
たから!!
…失敗したときのコトなんか考えんなよな!!」秦くん言った言えた\(^ ^)/万歳。
不器用な秦くんが可愛くてタマラナイ!げっつに深い傷を負わせた過去は簡単に許されはしないけれど
好きな子をわざとイジメテしまう青二歳だった中学生の秦くんは
高校生の今は、それを挽回してイイ男になっていく発展途上の状態。
げっつとの関係を修復しようと頑張る秦くんの行動によって
ネガティブなげっつが自分に自信を持てるようになるきっかけにもなればイイナと思います。
![月刊 アフタヌーン 2012年 05月号 [雑誌]](http://ecx.images-amazon.com/images/I/61NqUtV21%2BL._SL160_.jpg)



- 関連記事
-