「今、会わないと、もう会えない」突撃、綿谷家のお風呂。
「楽しくない。イライラする。けど傍にいたい」憎まれ口を叩きながらも新幹線切符を買ってあげたり、
共に福井に付き添ったりする、そんな太一の献身的な片想いに
報われなさ感が滲み出ているようで泣けてくる。

二人並んで歩く桜並木の、手と手の距離はすぐ近くなのに、あと少しなのに、
千早の心までの距離が遠すぎる(ノД`)・゜・。このタイミングで登場する新に遮られてしまうということは
カルタにおいては勿論、恋愛においても
新という存在は太一にとって本格的に好敵手になっていくのだろう。
ハプニング的な千早と新の再会シーンでの桜模様バック画が
妙にキラキラしているのを見ると、新のほうに歩がありそうですが。
しかし千早ちゃん、自転車に乗ってる人を
いきなり引きずり降ろしたらデンジャラスですがな(苦笑)
「カルタ蹴る新なんか見に来たんじゃない」綿谷家に突撃訪問したり、精一杯の無邪気さで緊張を隠しながらも
カルタをやりだそうとする千早の言動にハラハラもしましたが
(勝手に人様の家の襖を開けてお隣の部屋に入っちゃイケナイヨ;)カルタを拒絶する新の乱暴な言動にもビビる。
なので激しく太一の言葉「カルタ蹴る新なんか~」に同意しつつ
カルタの
紙様神様だったお祖父ちゃんが自分のせいで失ってしまった、
そんな辛い十字架を背負った新の心も分からなくもないかな。
「ちはやーーー!!! たいちーーー!!!」新が千早らを追いかけてきた時には感動してしまった。←私、単純。
カルタを拒絶する姿など見られたくなかったと同時に会いたい気持ちもあった、
そんな新のツンデレぶりが思春期らしくて喜ばしい(^ω^*)
千早と新の温度差はどう縮められるのかと思っていましたが
千早が会いに来たことで新の心にもう一度火を灯すきっかけになったようで何より。
優れた聴力が千早の才能として今後磨かれていくのかな。
カルタ部結成おめでとうー。

次回
『第6首:けふここのへににほひぬるかな』(C)末次由紀/講談社・VAP・NTV
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