~ストーリー~「真一さんのことは私が守るから。」
31歳になっても男は大人になりきれずに悩み、
10歳の少女は強い想いを胸に女へと成長する…。新学期を迎えて、ひとつ学年のあがった遥は、
新たなクラスメイト・曽野原詩子に嫌がらせを受けるようになる。
子ども同士のことには、口をはさまないと見守る真一と
遥を守りたくて空回りする杉田。
この事件で遥は、またひとつ大人になり、
真一への想いはさらに揺るぎないものへと変わってゆく…。
私の「好き」なあなたのようになりたい……。
俺の「嫌い」な俺のようにはなるなよ……。(コミックス裏表紙より引用)
帯(表)には3巻の名言、そして帯(裏)には登場人物一覧。
真一さんが公式でバッチリ【ツンデレ】属性に、
そしてガッキーが【ドS】属性にされてる(笑)帯制作は担当編集さんが作ったのかな、GJです。
今回の3巻は、心の成長とともに
帯(表)の名言のとおり、遥の芯の強さと母性が見られました。
(以下、ネタバレ感想です)
杉田
「学校では俺が森本を守るよ!!」遥
「そーいうのが迷惑だって言ってるの!!」杉田くん狙いのブリっ子な曽野原さんからイジメを受け始めた遥は
涙も流さずイジメに屈しはしないものの、けれども傷付いていないわけではなく。
あまりに鈍感な杉田くんを責めたてた遥は
真一から咎め諭されて杉田くんと和解するのですが・・・
遥
「私、真一さんみたいにやさしい人になりたいです」真一
「俺が…やさしい…?」家に押しかけて迷惑をかけてるのに遥に優しくしてくれる真一。
対して、イジメられる(迷惑を被る)きっかけとなった杉田くんを責めた遥。
そんなことを振り返り、真一のような優しい人間になりたい…と想う
遥の発想の転換に驚かされる。
普段の真一は口が悪いので分かりにくい部分はあるものの
そのさり気なく何気ない優しさが遥にとって嬉しいと感じるのかもしれないが、
こんな一般的な10歳少女はまず持ち合わせない大人の心を持つ遥が魅力的に映る。
遥の頭を真一がポンポンする行動に実は何気にドキドキさせられた
v真一から遥に触れるシーンはあまりなかった気がするので
遥との距離感が近づいてる心理の一部でもあるのかなと。
このポンポンが数年後には抱擁に変わる時がきたらイイナと勝手に願望。
しかしまさか元イジメっこの曽野原さんが
友達ヅラをして真一宅に上がり込んでくるとは。
図々しいにも程が(ryこの子はヒジョーに口が軽そうな危ういキャラクターなのでハラハラしていましたが
「もし真一さんの迷惑になるようなことする人がいたら
誰であろうと 絶対許さない
真一さんのことは 私が守るから」ビシっと釘をさす遥のカッコイイ。
真一と一緒にいられるように、自分のせいで真一に迷惑を被むらせないように、
自分と一緒にいることで弱い立場にしてしまう真一を守る…
そんな遥の守護する母性力と芯の強さと意思は、真一への想いの深さでもあるだろう。
でも、曽野原さんのママンはPTA会長、という伏線が妙に危うくて
後々バレそうな気配がするのは私の杞憂であってほしい。
ひとまずこの問題は置いて・・・
今度は 真一と杉田くんが同じ誕生日でお祝いしようと。
しかし真一は当日スーツにヒゲをそって絵美子さんのところにデート!?
っていったい絵美子さんって誰ね!?
遥が傷ついた顔してる(´ω`。) 遥を泣かせるな真一!←すっかり遥の味方な私。
肩もみマッサージ券(?)を無事に遥がプレゼントして
真一に触れるきっかけが出来ることを期待してる。
これは恋のはなし 第2巻…感想記事はコチラ

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