シンガポール消失による『C』の波が香港上海をかすめて、日本上陸。
「守ったのですよ、あなたは。
い ・ ま ・ を ♪ 」 ↓
↓
日本消失を阻止すべく、自分の未来を引き換えにする時に痛がるQの姿を見て、
(Qと妹を重ねているだろうから余計に)辛そうな、でもどうしようもない感情を
抱えている三國の表情が切なかった。
本来あるべきだった三國の未来はどのようなものだったのだろう。

三國のおかげというべきなのか、今の日本は消失せずに済んだものの
経済は逆戻りの上、衰退し、蝕まれていく未来。
20年分の未来と引き換えにした三國だって
こんな悲惨な現実、望んでいなかったからー!結局は三國が自分を犠牲にして行ってきた事は
現実も、そして未来をも守り切れなかったということなのか。
現実社会の荒廃による人々の失われた未来が金融街の肥やしになっていく様を
電光掲示板前で あからさまに喜んでいる真坂木にイラっと感じつつも
動く歩道で遊んでるような仕草に思わずフイタ(笑)
こういう遊ばせる演出は何気に好きです。
未来ではなく今が欲しい。今を一緒に過ごしたい。サトウと組んで未来を取り戻そうと動き出す公麿ですが
未来を取り戻すということは今の真朱は消滅してしまう。
将来ではなく今を公麿と過ごしたいと感じる真朱にとって
公麿がやろうとしていることは残酷なのかもしれない。
だからといって目に見えて滅びゆく日本を放ってはおけない主人公は
これからどうやって人々を救っていくのだろう。
主人公の犠牲のもと、日本が救われる…などという結末ではないことを願う。
次回
『第10話:collision(衝突)』
(C)「C」製作委員会
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