~ストーリー~
東京郊外・まほろ市。多田の営む便利屋に新たに来た依頼は、小学生の塾のお迎え。
単純な仕事に見えたが、小学生の由良はどこか寂しさを抱えているだけでなく、
思わぬことに関わっていて――!?(白泉社サイトより引用)多田
「な…なんじゃこりゃあ!」行天
「それ誰の真似?全然似てない」多田が優作風ヘアになってる!!!ここの1コマだけですが、まさかモジャモジャヘアにさせるとはユギさんグッジョブ♪
第2巻では、由良公の危険なバイト編+ハイシー危機一発ストーカー編が収録。
中扉のカラー画がまた素敵で、多田が疲れきって煙草を吸ってる姿や
特に頭のてっぺんで髪の毛を結んでガリガリくんを食べてる行天が艶っぽくてイイですね。
(以下、ネタバレ感想です)
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最近会話が少なめな二人。
多田
「(独白:このごろも何も会話の増減を云々するほど俺たちが仲良くおしゃべりしたことなどかつてあったか
だいたい会話が少ない原因はry)」行天
「子どもが巣立っちゃったあとの中年夫婦みたいだ」そ の 例 え は ど う な ん だ 行 天 Σ(゚∀゚*)
あえて口に出さない多田の苛々モノローグも楽しい。
多田がルル宅を訪問すると、ルル&ハイシーが透け透けランジェリーでお出迎え♪
しかしそんなことはもう承知というか見慣れた光景なのか、
多田は全く気にする素振りをみせることもなく…
多田の煩悩はどこに行った!?!?教育ママゴンからの依頼で塾通いの息子・由良のアッシーくんになる仕事を引きうけた多田は
由良が行天の切断された指に興味本位になる様子に
「こいつの指のことは言うな!!!」静かに激怒する多田の様子はただ事ではありません。
ただ(多田)だけに。なぜならば行天が指を切断したのは多田のせいだから!?
そして事件は勃発。
多田&行天&由良公の乗った車のフロントガラスに銃弾。
由良が薬の運び屋バイトをしていることに気づいた当初は
由良には関知せず放っておくつもりだった多田ですが
結局は由良を犯罪の手から逃すために助けてくれて、無事解決。
由良を放置しておくはずがない多田のおせっかいに行天がニヤニヤ。
そんな何もかも見透かしてる行天に私がニヤニヤ(///ω///)
そして今度はハイシーが嫌がらせを受けているストーカー編。
行天がハイシーとわざとイチャイチャしてストーカーのヤマシタを挑発!?
行天
「あんあん言ってみよう」ハイシー
「はあ!?(AV監督!?)…あーん」行天
「いいねいいね。もっと激しく」ハイシー
「あん」行天
「もっともっと」ハイシー
「あん、ああん」な ん で す か こ の 小 芝 居 ヾ(*ΦωΦ)ノ
行天が考えていることは本当によくわかりません(苦笑)
しかしヤマシタをぶっ飛ばして威嚇する迫力は満点。
このヤマシタという人物は薬の中毒者なので
由良編で登場した“星”という密売人とも関連してきそうな気配ムンムン。
(原作小説既読なのにすっかり内容を忘れてしまってる私)
お風呂あがりの行天が首にかけてる
タオルが水玉柄だったり、
仕事の車に傷を付けたことが多田にバレて
お詫びにトイレ掃除したり、
まるでご主人様に命令を受けたワンコのように
ケモ耳がピクンと生えたり、
そんな行天が可愛くて仕方ありません♪
ルルの元カレであるシンちゃんを捕らえて無駄口を叩こうとする時には
「ムダに空気を消費するのはやめろ。今は効率よく空気を使うときだよ」シンちゃんは行天の下僕状態。
爽やかな顔して恐ろしいことをサラリと言う黒さも行天のチャームポイントのひとつです。
他に、行天の元妻&娘の登場によって、行天が幼少時に虐待されていたことや
多田は元妻との間に確執があったような回想シーンがあったり。
3巻以降も期待大。
ショート小説
『行天の沈黙クッキング』も面白かった!
多田のために作った行天の仰天ご飯に多田も黙って食べるしかない状況。
揚げ物チャレンジで前髪を焦した行天の挿絵がキュートでした♪
まほろ駅前多田便利軒・第1巻…感想記事はコチラ
Melody (メロディ) 2009年 12月号~「まほろ駅前多田便利軒ガイドツアー!」…感想記事はコチラ


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