マンガに恋する女の ゆるゆるライフ

花片雪 (SHYノベルス) 英田 サキ 山田 ユギ 大洋図書 2010-11-30 売り上げランキング : 17706 Amazonで詳しく見る by G-Tools

～ストーリー～
やっぱり自分は幸せになれない、
　いいことはいつだって長続きしない、
　　そう思っていた───
男好きのきまぐれな母親の下、寂しく育った春日柊也は、
大人になる頃には、誰も信じることができず、人を傷つけてばかりの毎日を送っていた。
そして、罪を償っていたとき、元ヤクザの椹木恭介と知り合い、
ふたりはいつしか恋人として一緒に暮らすようになっていた。
けれど、本物の愛情がどんなものか知らない柊也は、
椹木の愛情や信頼を信じたくても信じきれずにいた。
そんなとき、柊也はある事件に巻き込まれてしまい…！？（裏表紙より引用）

英田サキ原作×山田ユギ漫画『愛想尽かし』の続編となる作品。
椹木に悪い虫が付かないようにするため椹木の店で働くとは
柊　也　も　愛　い　や　つ　よ　♪
それを素直に椹木に言えば椹木も何気に喜ぶでしょうに（笑）
（以下、BLネタバレ感想です）
　↓
　↓
『愛想尽かし』では語られていなかった、刑務所での柊也視点での回想シーンが描写されて
椹木に惹かれていく柊也の想いが描かれているのは良いですね。
今では幸せな時（？）を過ごしている柊也は
かつてウリ仲間だった弘登、そして幼馴染だった匡和と遭遇するわけですが
この遭遇…不穏な空気がムンムンするするー！

柊也と匡和の仲良しぶりに椹木がヤキモチを妬き
「ベッドで泣かせてやろうと思ったけど、嫌ならやめておくか」
「え…。い、嫌じゃない。泣かせて。すげぇ泣きたいっ」
その他諸々、文字で読む合体シーンは
色々と詳細部まで語られているので読み応えがありますね。
普段、BLノベルを読まないので特にそう感じます。

そんなイチャコラシーンまでは穏やかな生活を送っていた二人でしたが…
椹木を心配させまいと内緒で匡和と出掛けた柊也の思いは逆に椹木を怒らせたり
更には、椹木がかつての想い人・泉巳に優しく接しているのを目撃して
自分を卑下した柊也は椹木と仲違いしたり。
それでもここまではまだ、犬も食わない夫婦喧嘩状態。←ちょっと例えが違う！？（笑）

喧嘩をして飛び出してきた柊也は弘登と深酒したら
翌朝…弘登が絞殺されてる(((((( ;ﾟДﾟ)))))
第一発見者の柊也、かなりの大ピンチすぎる展開！

110番通報した柊也は椹木の奨めで身を隠すことに…ってそれって逃亡！？
椹木らしくないなーと思ったら
一度容疑者として警察に連行されたらあとは吊し上げされ
柊也は容赦なく犯人扱いされるだろうと察知。
柊也を守るためでもあり、また柊也を失いたくない椹木の想いだったのですね。
くーっ！椹木さん、判りにくいですアナタの心ーっ！（良い意味で）

物語中盤、痴情のもつれで弘登が殺されたのだろう…とわかってきた辺りから
もしかして弘登の恋人は匡和？匡和が弘登を殺した？と予測。
しかし生真面目な匡和と 天の邪鬼な弘登はどんな恋人同士だったのかなと、ふと思った。
どちらが攻め受けなのか気になるのは勿論のこと（希望としては生真面目×チャラ男←こらこら）、
どんなラブラブ密月を過ごして愛を語り合っていたのかなと。
うーん、全く想像がつかない。

そういえば『愛想尽かし』では憎まれキャラだった羽隅が
やっぱりこちらでも憎まれ口をたたくキャラですが何気に、というか
柊也の潜伏する場所を提供してくれる協力者に。
あらら、素敵なオジサマとして好感度があがりそう♪

刑事が柊也の前に現れた際には
もう駄目だ捕まってしまうil||li ＿|￣|○ il||l
と思いましたが次の瞬間、
若い刑事に凄みを利かせる椹木がカッコイイのなんの（〃▽〃）
やはり元893としての迫力（？）は未だ健在！？
しかしよくよく老刑事の話を聞くと、どうやら警察も匡和を疑っていたとは。
若刑事さんめ、よくも柊也をむやみやたらと脅してくれたなコンチクショ～(。-`ω´-)

最終的に逃亡中の匡和の居場所を突き止めた柊也と椹木は
ぼた雪 もとい 花びら雪の舞う中、匡和の自首を見届けて事件は解決の方向へ。

ラストは
「俺のメシで幸せになれるんだったら、
　死ぬまで食わせてやるよ」
椹木から柊也へのプロポーズ(ﾟ∀ﾟ)ｷﾀｷﾀｷﾀｷﾀ---!
柊也の若さ・体力に負けないよう（!?）アラフォー椹木さんは今後も
イロイロと頑張ってくださいませ。


『愛想尽かし』…感想記事はコチラ

　　

私信…有難うございましたー！

関連記事

• まほろ駅前多田便利軒 第２巻／山田ユギ・三浦しをん
• 【BLノベル】花片雪／英田サキ
• 愛想尽かし ／山田ユギ

椹木、カッコええじゃろー？(￣ー￣)ﾆﾔﾘ
カッコよすぎて、メロメロ、ズッキューンですわ～
コミックスでは表現しきれない細かい所を上手く補完できて、読後すっきりでしたでしょ？ こんにちは～ねむちゃさん＾＾
この度は本当に有難うございました～ヾ（*´∀`*）ﾉ゛柊也の想いが詳しくモノローグされていたので「おおー！刑務所の時はこんな風に思ってたのか～」などなどコミックスの補充がされているのが良いですね♪
合体シーンを表現する文字の羅列にはウヒョー(〃ﾟ∇ﾟ〃)　漫画にはほぼ出てこないだろう単語（粘土とか屹立とか・笑）にドキドキニヤニヤウハウハで恥ずかしくなりながら読ませてもらいました～！挿絵での椹木の肉体美にズッキューン☆です←そこ！？（笑）

名前

タイトル

メールアドレス

URL

本文


パスワード

非公開コメント
 管理者にだけ表示を許可する