~ストーリー~
サクラが目を覚まして。
千広から星の写真展に誘われたサクヤ。
二人の距離は縮まったかに思えたが、翌日から千広が学校に来なくなってしまう。
事情がわからず、心配するサクヤたち…。
そして久々に登校した千広の口から、
サクラに会いに東京に行っていた事実が告げられて…!?
急展開の第10巻!!(コミックス帯・裏そでより引用)
東京に行っていたと!?サクラが目を覚ましてたから東京に帰ると!?
「だから、さよならだね、椎名とは」
ゴ━━━━(`ε´♯)━━━━ルァ!!
何を言っているんだ千広ぉぉぉーーー!!!
私の中の千広の好感度は下がりまくりです。
(以下、ネタバレ感想です)
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千広の話を聞いた直後は落ち込んだものの、意外と冷静さを取り戻したサクには驚かされた。
それは第6巻で、聖と喧嘩した際に言っていた、
“『都合のいい女』というポジションで良い。
後々傷つくだろうけれど千広の心を支えたい。
それまではメソメソ泣かない”これを貫き通そうとするサクの心によって、千広と普通に接するように努力しているようですが。
となると、千広が東京に引っ越した後、相当サクの心は崩壊してしまいそうな予感大(´ω`。)
読者(私)としては、サクラの側にいると決めた千広の決断に全く納得できず、
せーちゃんが千広をグーパンチで殴ったことに賛同してしまいそうになる。
どん底だった千広の心をサクが拾い上げてくれたように
サクラの心を浮上させたい、という千広の想いは解らなくはありませんが
「…でも、サクは切り捨てるんじゃない…
これじゃあんまり、サクが可哀相じゃない」そう。せーちゃんの台詞を読みながら大きく頷いてしまった。
せーちゃんのこの言葉に
「可哀相がったら逆に失礼だろ、サクに」とユーリは言いますが
でもやはりヒロインが捨てられるという状況はとても不憫に思えてしまうのです。
ただ、サクに東京行きの事を報告してる時の千広は
とてもクールな目をしていて淡々と喋ってはいたものの、
サクへの想いが溢れないよう必死の虚勢だった事が10巻ラストページで発覚。
そうか、だから10巻の中盤あたりでユーリが
「みちゃったしなぁ…オレ…」と呟いていたのは、
サクにさよならをした直後の千広の辛そうな顔を目撃したからなのですね。
そんな苦しい顔をされたらユーリと同じく、千広をあまり責められなくなるーっ!
そして4月発売予定の次11巻で最終巻!?Σ(゚∀゚)
ヒロインにも・ヒーローにも感情移入するのが難しかったからかな
なかなか物語を読む解きにくい作品でしたが、終わってしまうのは寂しい気持ちです。
星は歌う 第9巻…感想記事はコチラ



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