~ストーリー~
美しい音楽の裏から聴こえる、闇からの声。
その声の奏でる旋律は……!?
この世の音もあの世の音も聴き取ってしまう耳の持ち主・音無要。
いつもは相棒のヒデこと永妻恭秀が持ち込む事件に巻き込まれてきた要だが、
今回の事件は、要が関わった新人アーティストグループのデビュー曲に
異音が入るというものだった。
しかも、メンバーの自宅でも、霊現象が起きているという───!!
要とヒデが探る事件が奏でる真相とは───…!!
新田祐克がおくる、美しきオトコたちの本格ホラーミステリー第三弾!!
(コミックス裏表紙より引用)もともとホラーサスペンスものは得意としていない私ですが
読み進めていくうちにどんどんとハマっていく、そんな作品です。
3巻冒頭ではヒデに子供扱いされてムキになって
「これ以上ナメられてたまるかこれ以上ナメられてたまるかこれ以上(エンドレス)」
要ってそんなキャラだった!?Σ(゚∀゚*)ちょっと驚きです。
そんな3巻も相変わらず登場してくる人物みな怪しく見えるみえる!
(以下、ネタバレ感想です)
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新人アーティスト『エゼキエル』がデビュー曲を何度収録し直しても
「ラララ…」という声が入る事件が発生。
その声の持ち主は行方不明の元メンバー望月拓斗の声!?
ということで、ヒデは拓斗の捜索を。
ヴァイオリン担当の人平の部屋でのラップ音が鳴る霊現象を要が調査し、解決していく一冊。
グループのピアノ担当・獅子尾は要を睨んだり、
プロデューサー里田はヒデに何かを隠している様子だったり、
行方不明の望月拓斗の父母は調査に非協力的だし…
みんな行動が怪しくて怖い(((((( ;゚Д゚)))))
中盤過ぎには獅子尾の疑いは晴れ、しかも同じピアノ担当だった拓斗を見返して
拓斗が作った曲以上のヒット作を作ろうとする獅子尾が思わずカッコよく見えた!
次の容疑者…
里田はどうやら女性から金を要求されているようで、しかもこの女性が絞殺された!?
どう考えても里田が怪しすぎるΣ( ̄ロ ̄lll)と思いきや里田はシロ。でクロだったのは…拓斗の父親だったー!
その頃、要・人平・獅子尾は拓斗捜索で山中に入ったら…
「拓斗が呼んでいるんだと思う。
さっきからハンドルもブレーキもきかない…」
NA N DA TO !??!って驚いている間に崖から車ごと落下してしまったー!
主人公は死なず!のハズなので(笑)要を含む人平や獅子尾も命に別条はなく
事件は解決しましたが、
いやはや、1巻から通して要は危険な目に遭遇する率が高いのなんの。
そこがまたハラハラさせられて物語に惹きこまれるのですが。
今回は要とヒデが妖しいぞ♪みたいな妄想できるシーンはなく(おいおい)
ただ、要のパジャマ姿・しかも三角座りがとても可愛らしかったのでOKです♪(笑)
「オトダマ~音霊~」第1~2巻…感想記事はコチラ
「春を抱いていた」第14巻(新田祐克)…感想記事はコチラ![Wings (ウィングス) 2010年 12月号 [雑誌]](http://ecx.images-amazon.com/images/I/61p8M-OtNVL._SL160_.jpg)



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