マンガに恋する女の ゆるゆるライフ

ヴァンパイア騎士 12 (花とゆめCOMICS) 樋野 まつり 白泉社 2010-07-05 売り上げランキング : Amazonで詳しく見る by G-Tools

～ストーリー～
夜会で再会を遂げた零と優姫。決別の刻から一年、
ヴァンパイアのトップに君臨する枢の妹として紹介された優姫を見つめる零の想いとは…？
ヴァンパイアとハンター…様々な思惑が絡む中、不穏な動きを見せる純血種。
そしてまた新たな血が流れる！（コミックス裏そでより引用）

ごめんね…ほんの少しだけ僕に
　　自由を奪わせて……
そんな愁いを帯びた枢＠ダイサクボイスで言われたら（←妄想）
どうぞどうぞ全てを枢様に捧げます。むしろ捧げさせてください。←懇願。

それはそうと（ぇ）、１２巻のラストで衝撃が・・・
まさかアノ人が生きていた！？Σ(￣ロ￣lll)
ますますヤヤコシイ展開になってきました。
（以下、ネタバレ感想です）
　↓
　↓
「黄梨様の命を喰らってきたの。
　だって私は女王様になるのだもの」
服従させた吸血鬼ハンターを利用し、更は自らの婚約者・黄梨を喰らう！？
この純血種・更様は枢様以上に腹黒ですね。全く腹の中が読めない人です。

支葵＆莉磨の登場。
優姫のことを名前ではなく「風紀委員」と昔から呼んでいましたっけ？？
←すっかり忘れてしまってます。
でも支葵の中では「風紀委員さん」から「従妹さん」に昇格したみたいで♪

「───で…？
僕の留守中、
『誰も通すな』という言いつけを守れなかった
子豚さんと子山羊さんは
どんなお仕置きがお望みなのかな…
　　　（ゴゴゴゴゴゴ）」
枢様が背景にゴゴゴゴゴゴなんて漂わせるキャラだったとは｀;:゛;｀;･(゜ε゜ )ﾌﾞｯ!!ｗｗ
藍堂先輩が受けた仕置きはガルバンゾを数える事←Ｍ属性ゆえに逆に喜んでる節が(笑）
優姫はなんだかんだで何のお咎めもなく。甘甘だな～枢様はもう♪

玖蘭。緋桜。白蕗。黄梨。縹木。橙茉。菖藤。
純血種の家名は、植物やカラーの名字なのですね。（今さらですが）

前の１１巻で縹木家（の番人らしきキャラ）が少しだけお目見えし、
１２巻では新たに2000歳の菖藤家の依砂也が登場しましたが
いきなり優姫から『もし死にたくなったら私がアルテミスで殺しに来ます』宣言された！？Σ（ﾟ∀ﾟ*)
黄梨＆ハンター殺人事件を経て、
果てしなく永い人生を生きて、生きて、生き飽きた純血種がその人生に終わりを望む時に
余計な犠牲を出してほしくない…という思い。
しかし零に対しては生きてほしいと願い・枢様が吸血鬼を殺したことを悲しむ…そんな思い。
うーん、犠牲を出したくないから、だったら私が命を絶ってあげます、という
優姫の言動にはなかなか理解しにくいものを感じてしまいました。
純血種の家にその交渉をしに行く優姫は
また騒動・事件に遭遇してしまいそうな気配むんむんです。

この菖藤家に優姫義父＝理事長がいるーーー！？？！
not人間＋not吸血鬼…なんだか理事長も複雑なカラダなのですね。
理事長と旧知の喧嘩相手という仲が良さからいっても
依砂也さんはイイ人？（悪人ではなさそう）かと思っていましたが
50年ぶりの起床ということでメイドさんを喰ってしまう、なかなか惨忍といいますか
止める事の出来ない、吸血鬼の欲望の性なのだなーと思った瞬間でした。

更様の目的は、一億総ホモの逆、すなわち・・・
１ 億 総 レ ズ 世 界 ☆
人間の女子高生をたぶらかして吸血鬼にして服従させて
百合ワールドを作るのですね！？（←違います；；）

そして１２巻ラストで驚かされたのは
李　土　が　生　き　て　い　る　(((((( ;ﾟДﾟ)))))
生きている、という言い方は違うのかもしれませんが。
枢様らが住む屋敷の、地下奥深くの扉のむこう、祭壇らしき場所で
棺の上に座っている枢様に、李土（頭と首だけの）が語りかける！
永く生き過ぎた純血種は執着がなくなって無為になる…という件りが１２巻前半にありましたが
どうやら枢は執着まみれ？！？！
「あの夜───僕と同じ名を与えられたあの夫婦の赤子を
　生贄などにしなければね」
あの夫婦の赤子とは
優姫の両親・悠と樹理の最初の子供のこと！？
李土に襲われた時に悠や樹理がそのような事を確か言ってましたものね。
この赤子を贄にして李土は枢を復活させたということになるのでしょうか。
「お前はいつまで”お優しいお兄様”でいてやるつもりだ？
　お前の本性を忘れたのか…？」
個人的には、お優しくない＝邪悪なお兄様がぜひ見てみたい♪

すっかり優姫の気持ちは零に向かっている感じなので、枢様ファンとしてはモヤモヤ。
ただ、枢様には秘密が沢山あるので色々物語で描かれることが多く、
次の１３巻では枢の過去編が展開されるみたいですし…もうそれだけでイイです♪（←良くはない・笑）

「君（優姫）が僕（枢）を殺して」という台詞だったり、アルテミスが優姫の手に渡ったり
枢様の本性がこれから明らかになっていくのだとすると
これはもしかして最終的にアルテミスによって優姫が枢様の人生を終わらせる展開？
のような気がしてならなくなってきてしまいましたいや～～（涙）

ヴァンパイア騎士・第１１巻…感想記事はコチラ

　　　

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