ｓｗｅｅｐ！／天禅桃子＊マンガに恋する女のゆるゆるライフ

sweep! (ビーボーイコミックス)

リブレ出版 2010-06-10
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～ストーリー～
「どうなっても知らないよ？」
大人の男と、若い男、欲情していくその過程。
からかって罠にはめて──しかし、”純粋な恋”にオトされたのはどっち？
色男・メガネ装備、素でタラシの大人な男・秋彦と出会ったメイ。
調子のいい思わせぶりな言葉、与えられたキス――メイは動揺し惹かれていく――
けど、本当に揺さぶられているのは、余裕なはずの秋彦の方！？
「俺はなんにも、汚れないよ」若くてピュアで力強い恋心に、色男、陥落。
繊細で優しい恋を描く人気作家の初ＢＢＣ

（コミックス帯、及び裏表紙より引用）

天禅さんリブレ初の出版なのですね。
（そう言われてみると我が家にある天禅本もは大洋図書・コアマガジン系が多いかも）
２～３か月前に発売された『オンザクワイエット』は短編でタイトな展開だったので
個人的に…うーんという印象でしたが
今回の新刊「sweep!」は天禅ワールド全開☆
受キャラ・メイちゃんのピュアホワイト度がハンパなく愛しすぎる（´ω`*）
そして帯の謳い文句のごとく、攻キャラ・秋彦がどのくらいエロガッパなのかと思いきや
意外に節度のあるオトナだったので（笑）爽やかテイストに仕上がっていました♪
（以下、ＢＬネタバレ感想です）
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第１話のラストでは二人が抱擁し合っていたので、すっかり恋仲になった（？）
と思っていましたが…まだだったのかいヾ(°∇°*)

「メイちゃんの彼女になる人は大変だー」とか
メイが女子から告白されて「へーやったじゃん」とか…
ナニを言ってくれるんだ秋彦コンチキショ～(。-`ω´-)ぉぃ
わざとこんな言葉でメイを傷つけて、メイの心が自分に向いているのを確信したかっただなんて
もうイケズにも程がありますよ秋彦さん

互いに告白してようやく第２話で恋仲になったわけですが
「た…立てない…う～～～」
ディープキスで腰砕けだなんてメイちゃんウブくて可愛すぎる

秋彦の学生時代の先輩・橘が現れ、妙に秋彦と馴れ馴れしく振る舞まわれ、メイ悶々。
・・・で！秋彦を変に意識しすぎたメイは自分から濃厚キス☆
ちょっ！メイちゃんをそんな大胆な子に育てた覚えはアリマセンヾ(*ΦωΦ)ﾉ←

しかも・・・
「ぶっちゃけ　ムラムラします」
メイちゃんハシタナイﾟ+｡:.ﾟヽ(*´∀`)ﾉﾟ.:｡+ﾟ

秋彦がメイにキス以上の事＝一線越えをしない理由は犯罪になっちゃうから！？
~~二次元でナニを言っちゃってるの！あ、こんなこと叫ぶとまた非実在少年の（ｺﾞﾆｮｺﾞﾆｮ）~~
メイを大事にしたいがために…と秋彦は言いつつも、強引なメイのおかげで無事一線越え。
「俺、いつかあの子に引っ繰り返されちゃうかも」
攻　受　逆　転　か　ヽ(･∀･)ﾉ
いえいえ、エンジェル☆メイちゃんは永遠に受でお願いします♪

爆笑したのは・・・
スーツでビシっとキメた秋彦とのデートは２ｔトラックデート｀;:゛;｀;･(゜ε゜ )ﾌﾞｯ!!ｗｗ

そして秋彦の元カレだと思っていたこの人・・・
橘さんって♀だったのかΣ（ﾟ∀ﾟ*)しかも人妻だとは。

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キャラが一目惚れする時、目を見開らかせ・周りに星をキラキラさせる手法をとることが
天禅さんの得意とする描写で、「おお☆惚れたな♪」という事がとてもわかりやすい。
”翻弄させてるつもりが、自分が翻弄されてる”
そんなミイラ取りがミイラになる展開をピュアに描かせたらピカイチ。
天禅作品のある意味鉄板メニューとも言えるのかな。
『青空の澄んだ色は』はその代表格。（注：濃厚シーンはほぼ皆無。最後の最後チョロっとしかありません・笑）
天禅作品のなかで私はこれが一番好きかも。それに次いで『sweep!』も好きな作品になりそう。

私の個人的脳内変換・・・
私の中のイメージでは秋彦の声はコニタンかな～と思いながら読み進めていきましたが
いつの間にやら秋彦＠子安ボイスにチェンジ（´ω`*）
「俺がぜーんぶ教えてアゲル」
ふおぉぉ～～子安ボイスで聴いてみたい台詞です♪