~ストーリー~
「私は世界のさかいめがわからなくなった」
──顔のない死体とひとつの小説をめぐる謎の物語──
「彼女はいったい何者なんですか?」
謎の死を遂げた美少女「藤乃朱」。
入れ替わるように、「朱」の双子の妹と名乗る少女「桜」が、
作家・溝呂木の前に現れるも、彼女の正体は一切不明。
二人の点をつなぐ作家・溝呂木は、盗作に手を染め深い闇に追い詰められていく。
そして事件の謎を追う編集者と刑事たち。
彼らの間を蠢く謎は深まるばかり───。(コミックス帯より引用)「先生に興味がありますの」工工エエエエェェェェェヽ(゚Д゚;)ノ゙ェェェェエエエエ工工
桜が誘惑したらあっさり溝呂木堕ちたーーー!!!
桜のジャングルを溝呂木が指で弄る図が艶めかしくて非常に恥ずかしくなってしまった。BLモノは見慣れているのですが、
男女間の行為というか、特に女性の下腹部が描かれている描写に淫靡で衝撃を受けた。
しかしこの溝呂木というキャラが…
『純情クレイジーフルーツ』
の
小田島先生に見えて仕方ない(笑)
(以下、ネタバレ感想です)
↓
↓
「【藤乃朱】と【三木桜】は同一人物ではなかろうかと」藤乃朱と三木桜は双子の姉妹。しかし桜という人物は存在しない!?
刑事の海馬は、朱と自殺した自分の妹を重ね合わせ、必死に朱の自殺の真相を追っていて。
「…同じ文章だ。…しかし決定的に違うのは話のオチだ。
投稿作(朱)に対して、先生の発表したほうは」溝呂木が書いた小説【ウツボラ】は実は朱が書いたモノのパクりで
編集者の辻は溝呂木の盗作に気づいている様子。
この辻くんは溝呂木の姪っ子コヨミちゃんにラブ。でも実はコヨミちゃんは叔父の溝呂木にラブ。
そんな事も露知らず、溝呂木は桜と逢瀬を重ね…あぁ恋のベクトルがみんな違う方向に向いてる
「本当は朱なんて存在しないのかもしれない。全部私の夢か…空想の産物なのかもしれない。
…いえ、そうですね、それはありえない。私が…私がいるのが朱の存在証明。私が朱を…」苦悶する桜。あぁぁまた訳わからなくなってきたヾ(・_・;)
果たして、朱=桜 なのか 朱≠桜 なのか。本当に双子の姉妹のような感じもしますが
一人の人間の中に二つの人格を持つ二重人格障害のような気もしてくる。
1巻のラストでは、再びカラダを求めたものの躊躇する溝呂木に桜が
「本を出しましょうよ、先生。
私たちで『ウツボラ』を一冊の本にしましょうよ」やはり朱=桜という同一人物説が有力??
盗作する溝呂木というキャラは悪役という位置づけではなく、
彼を中心に海馬が奔走したり・辻が何か模索している、といった具合に
物語が動いている印象を受けた。
全く話の展開の予想が出来ないので、物語の続きがとても気になります!
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