~ストーリー~
言うつもりのなかった「好き」
受け入れられると思わなかった「自分」
考えもしなかった「関係」
好きな相手と付き合うのが、こんなにも怖くて
幸せだなんて知らなかった───。
戸惑いながらもひたむきな恋愛を描いたシリーズ連作に
短編2と描き下ろしを収録した最新刊コミックス!(コミックス裏表紙より引用)2008年に発表されたもの。ずーっと気になっており、ようやく読みまして・・・
最初の数ページ目の主人公・美成の動揺した顔に私の心臓がヤラレました。
美成のデレ顔が可愛くてタマラン(//∇//)ハァハァこれは真川くんでなくても惚れてしまう!
(以下、BLネタバレ感想です)
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2人が最初に出会った時の回想シーンにて
真川くんのキラキラ具合に
呆気にとられる美成のアホ毛にちょっと笑ってしまった。
が、しかしこの瞬間こそ美成が恋に落ちた瞬間なんだなと♪
人を好きになった事がない美成が初めて好きになったのが真川くん。
想い人・真川くんとの予期せぬ両想いに戸惑い臆病になる美成は
今まで男性とはカラダだけの関係しか築いてこなかったせいもあって『付き合う』という事に迷走。
ちょっと真川くんの手が触れるだけで『緊張』と通り越した『拒否』になってしまう程に。
結局は美成の杞憂なわけで。
自分は男で、ついてるもんついてて、
だからいざという時に真川が引いてしまうのではないか…
自分は嫌われてしまうのではないか…
と美成が不安がるあたりから2人が合体に到るまでの件りは非常に胸が締め付けられるー!
自分は慣れてるから女役でいいんだという美成に
「ねえ、ねえやだ、やだよ…『慣れてる』なんて
…ほかの男の話しないで…」真川くんのジェラスが切なくて胸キュン(///゜-Å///)
無事に合体を終え、その後の彼らのなんとラブいこと。
「おれがどんだけ おまえのこと好きかなんてわかんねぇだろ おまえ…
…昨夜っから心臓とまらんくてずっとアバラ痛いし」なんて(照れ顔になるのを無理やり抑えて)真顔で言ったり
『明日ひま?』という真川くんのメールには『

』マークのみのレスをしたり。
こんな何気ない日常のやり取りから2人の幸せが感じられて
読み手の私もホンワカした気持ちに浸れる作品でした。
Love,Hate,Love.(ヤマシタトモコ)…感想記事はコチラ








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