~内容~
夏にぴったりの怖い話を、切ない恋物語に仕上げました。
怖いだけではなく、聞き終わった後、誰もが胸の奥に抱える大切なものを思い出せる
切ない初恋ラブストーリーです。~あらすじ~
お前をここに連れてきて、2人で蛍を見る事が出来た。
夏休みに田舎の祖母の家に帰省したあなたは、夏祭りの会場になっている神社で、
昔自分とよく一緒に遊んだという男の子、灯呂(ヒロ)に声をかけられます。
偶然の再会から、あなたと灯呂は一緒に蛍を見に行く途中、
肝試し気分で怖い話をする事になり…。(honeybeeサイトより引用)「俺は夜空に光る星も好きだけど、地上で光る星も好きなんだ…蛍の事ダヨ」灯呂くんクサイクサイ☆けどニヤニヤさせられる(*´∀`)
という事で、ホンワカ作品なのかなと思っていたのですがトンデモナイ!
最後のトラックで大いに涙腺緩まされました。゚(゚´Д`゚)゚。ウルウル(以下、ネタバレ感想です)
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「俺、好きだったからさー。あっっいやっっ!い、今の『好き』っていうのはなー!
その、お、お前の事が好きとかそんなんじゃなくてー!
お、う、おい!な、なに笑ってんだよぉ~!
うぇ!?俺の顔が真っ赤?…そ、そんなわけないだろぉー!」可愛くて微笑ましい♪
昔のように手を繋ぐことになり・・・
「それにしてもお前の手、ちっちゃいな…
お前の顔も、今日お前と見た月も、風の音も、草の匂いも、これから見る蛍も、
全部、全部忘れない…お前の記憶から俺が消えてしまったとしても…」意味深すぎる!ひと夏の想い出だから忘れちゃうだろうという事??
二つほど怖い話(メチャくちゃ怖かった

)をした後、次は不思議な話をする灯呂。
『少年は溺れた少女を救ったものの、自分は溺れて。
次に意識を取り戻した際、少年は舟に乗って川を渡るも
少女に会いたくなって川の中へ飛び込んで・・・』
この話のオチはいったい何だろうと思っていたら・・・
この話の少年=灯呂、少女=聞き手…だったΣ( ̄□ ̄lll)昔、蛍を見に来た際、少女が足を滑らせ川に溺れたのを助けた灯呂。
だが少女を助けた灯呂は溺れて亡くなってしまった!??!
少女に蛍を見せる約束を果たせず心残りだったから、
ちゃんとこの約束を果たしたかったと。
「お前をここに連れてきて二人で蛍を見る事が出来た。
それだけでもう十分だ。願いは叶った。
俺は…俺の帰るべき場所へ帰るよ」
ウワァァ━━━━━。゚(゚´Д`゚)゚。━━━━━ン!!!!
そんな悲しいオチだなんて聞いてないよー!「ありがとう。さよなら・・・
お前と一緒に蛍を見れて、良かったよ・・・」悲しい。ハッピーエンドではないので、やるせなくもありますが
灯呂が約束を果たし、少女と共に蛍を見る事が出来て本当に良かった、
と感じさせるラストの台詞でした。胸が締め付けられるー!







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