~ストーリー~
宇佐見一子十五歳の家出少女。
行く当てもなく河原で佇む一子の前に、お面を被った少年・古白が突然現れた!
驚き気絶した一子を、自分達が住む館へ連れて行く古白。
超個性的な住人達に戸惑いながらも、徐々に打ち解ける一子だったが、
落ちていた子供の靴下に何故か怯えて!?(コミックス裏そでより引用)
★一子(いちこ):15歳の家出少女。家事全般が得意。なぜか子供の姿が見えない…?
★古白(こはく):一子をこの館に拾ってきた。いつもお面を被っている。
★緒方健(おがたたける):通称・ガタケン。女性の礼節に厳しい。生真面目。
★直哉(なおや):この家の家主。酔っ払って醜態を晒し、頭を撫でる。(帯より引用)やっぱり高尾ワールドは最高だ☆切なくて。
でも重々しくなり過ぎないようギャグ要素もあって。
そうかと思うと、心をホンワカ温かくさせてもくれて。
物語の展開が巧くヒジョーに私の心をジーンとさせ、涙を誘う描き方をしてくれます。
そして萌え要素・・・
古白の仮面が可愛くて仕方がない
決して見せない仮面の内側・素顔がとっても気になるー!(以下、ネタバレ感想です)
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子供が見えず実姉の赤ちゃんを蹴り飛ばして怪我させた一子は
姉や義兄が自分の事を恨んでる…と罪悪感に苛んで家出をし古白に拾われて。
「僕が蹴り付けてあげても、殴り付けてあげても、めちゃくちゃに痛めつけてあげてもいいけど
…それを君が望んでいたら意味がないね。罰とは望まない不幸でなければならないものだもの」
仮面キャラ古白が素敵だと思っていたら時々黒キャラになる!?黒キャラになったかと思いきや、電話で一子の姉に
「僕?河原で一子を拾った木戸古白っていうよ」
天然さんで可愛いぞもう☆見えない子供=見たくないモノの象徴。
一子が好きだった男性が姉と結婚してしまったのが原因らしく。
一子の姉はかなりインケンそうなイメージでしたが、それは一子のネガティブ思想が生み出した妄想?
否、恐らく赤ちゃんに怪我をさせた一子に対し、一瞬でも憎悪の気持ちが顔に現れた事は事実なのかもしれません。しかし家出した一子を迎えにきた実際の一子姉は心底一子を心配している様子で…
そんなこんなで第1巻の後半では子供が見えるようになった一子。
早々と第1の問題はクリア。ですが
姉と義兄を大好きだけど、二人を見ていたくないという葛藤と罪悪感は消えず。
そのトラウマを乗り越えた時にようやく姉の居る家に帰る事になるのかな。
そうそう、古白というキャラは人には見えないモノが見える特異体質の持ち主。
というか古白の仮面が毎度違うのが笑えます。
いったい何種類あるんだろうwww古白×一子のラブ関係に発展していきそうな気配はまだまだ。しかし
直哉×春香の義兄妹ラブがありそうな雰囲気にワクワクドキドキです♪
現在高尾先生は体調不良ということで休載中とのこと。残念です。
お体を十分治されて早期復帰してくださることを願っています。
ゴールデン・デイズ・第8巻…感想記事はコチラ




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