~ストーリー~
頭が良くて、華やかで、王様みたいなレイ──。気付けば彼の魅力から逃げられなくなっていた。
親友のレイに伝えられない想いを抱えたまま、彼との同居に踏み切った慎悟だったが…!?
(コミックス裏表紙より引用)あとがきによると
『ヘタレ攻 禁止令』が出たようで、
今回の物語は攻は攻めらしく、受は受けらしく…の正攻法(!?笑)だったのかなと^^
1話目は慎悟(受)視点で展開、2話目はレイ(攻)視点、3話目は慎悟視点、
更に初回限定小冊子(十数ページ)はレイ視点…という3話(+α)構成に。
とにかく慎悟のヘタレデレっぷりにキュンキュンです!(以下、BLネタバレ感想です)
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ノンケのレイとの同居生活が苦しくなった慎悟は家を出ていく決心をするも
「俺、慎悟が相手だったら全然ヤれるわ」とレイに言われ押し倒されるが未遂に。
なあなあな関係のまま同居生活が続く中、慎悟が他の男性と仲良くする姿を目撃していくうちに
次第にレイが苛立ち始めて…。
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とにかく、慎悟の可愛さは犯罪級!『泣いて』『デレて』『泣きデレる』の繰り返しではありますがそれがまた鬱陶しくなく、
というかむしろそんなところがチャームポイント。
レイが惹かれていくのもその辺の当たりなのかもしれないなと。
「つーか、本当に俺のこと好きなのか?俺、鈍いからはっきり言われないとわかんねーよ?」故意に攻め言葉をかけてデレさせる慎悟を見るのがレイは好きらしい(笑)レイはホントSっ気たっぷりw
しかしレイは言葉が足りず慎悟をいつも不安にさせてしまうところが不器用さん。
レイ
「俺、お前となら”できる”って言っただろ」慎悟
「~~~っ、違う!俺はお前が好きで好きでどうしようもなくって
お前としたくて したくて しょうがねーの!”できる”と”したい”じゃ全然ちがう!」レイ
「じゃあ俺も”したい”」慎悟
「俺はしたくねぇっ!」レイもレイだけど、慎悟も結構な強情さん^^;
しかし慎悟が「俺はお前が好きで好きで~」とデレ怒る顔が可愛いったらありゃしない♪仲違いしたまま、レイへの想いを断ち切ろうと慎悟は二丁目の店で出会った男性とホテルへ…
「俺のモンにさわんな」
レイが奪いにくるベタ展開だけどキュンキュンデスヨ!そして二人はラブホへGO。しかし慎悟の首筋と鎖骨につけられたキスマーク(犯人:慎悟の友人りっちゃん)にレイが激怒し慎悟の首筋を噛む噛む!
「てめぇ、今度他の奴にさわらせてみろ。ヤリ殺す」レイがめちゃくちゃ怖いぃぃいい!なのに
レイの唇についた慎悟の血が色気をそそる
その後の約10ページはムフフシーン満載で、御馳走様でした。
初回限定小冊子では、アツアツな二人が見れました。
「レイ…!」「何?」「~~~っ、や、やりたい…やろう」「何を?」
あぁああレイのSっぷり最高!だって
翻弄されまくりな慎悟がとても可愛く見えるから。ラストページには慎悟を想うレイのモノローグが述べられているのも良かったです。
本編で登場したりっちゃん(慎悟のゲイ仲間)が何気に素敵なキャラでした。
特異な性格ではなく普通っぽいキャラでしたが、そんな普通っぽさが逆に可愛らしく。
あとがきによると、drap本誌で現在りっちゃんの話を描かれているようなので
その話もぜひ読んでみたいなと。というか、寝ている慎悟の体にキスマークをつけたりっちゃんは、
レイから何の仕打ちも受けない?
天禅先生の作品は昨年発売の
「ラ・サタニカ」しか読んだ事がありませんでしたので
これを機に過去作品を一通り読んでみたいと思いました。
ラ・サタニカ…感想記事はコチラ


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