~ストーリー~
大皇の宮の手引きで後宮に潜入した瑠璃姫。しかし、帝の傍らには帥の宮の姿が!!
帝や大皇の宮との語らいの中で、由良姫入内をおしすすめようとする帥の宮。
そのやり口を几帳の陰で聞いていた瑠璃姫は、イライラを募らせ…!?
(第6巻カバー裏・そでより引用)追悼・氷室冴子先生。
私が中学生だったころ、母親に薦められて小説「なんジャパ」を読んだことをきっかけに
この先生の小説を読み漁った覚えが。
数年後コミック版になったこの作品の高彬に惚れて、そして十数年の今・・・
高彬のカッコ良さはどこにいってしまったんだろう(ぇ)主人公は瑠璃姫だから瑠璃が快活ゆえ読者から好感のもてるキャラになってはいるものの
少女漫画的見方からすると、ラブ度が低め傾向にあるものは
月刊誌として連載するにあたり魅力が半減するのではないかと心配になってしまいました(汗;)
(以下、ネタバレ感想です)
↓
↓
帥の宮に一泡吹かそうとこっそり女房に扮した瑠璃姫が後宮入り。
帥の宮は何が何でも高彬の妹・由良姫を高彬の嫁にさせようとする行為に怒り心頭の瑠璃姫は
「あたしが姫を産んで、その姫は即東宮さまとご婚約よ!」と息巻いて。
しかしこれがきっかけで、由良姫の入内が決定的なモノへと…。
********************
瑠璃姫が後宮に来ていることを知らなかった高彬の驚き青ざめた顔が可愛そうなことw
無言の重圧を瑠璃姫にかけ続ける高彬ですが、これは怒りと言うより呆れている状態だったのかな。
結局は内大臣家と右大臣家とのバランス関係をとるということで由良姫の入内が進み、
それを根回しする策士・帥の宮のなんと巧妙なこと。
頭脳だけでなく5巻では瑠璃姫にキスし、
しかも高彬との子が瑠璃のお腹にいることを疑念し瑠璃のお腹を殴打する
という実行部隊まで兼任する凄腕の持ち主・帥の宮。
彼を失脚させるため、守弥や煌姫を使う瑠璃姫ですがこの情勢だと帥の宮の方がウワテな雰囲気。
結末としては瑠璃姫が勝者となるかと予想しますが(もうすっかり原作内容を忘れてる

)
それまでがハラハラドキドキさせられっぱなしですね。
いい加減、原作ノベルを読みなおそうかな。
しかし今回もやはりラブ度低めで物足りなさを感じてしまう1冊。
敵キャラなのに帥の宮がカッコ良く見えてきてしまいました^^;
「なんて素敵にジャパネスク 人妻編・第5巻」感想記事はコチラ
「なんて素敵にジャパネスク 人妻編・第4巻」感想記事はコチラ
「なんて素敵にジャパネスク 人妻編・第3巻」感想記事はコチラ



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守弥
こんにちは^^。
私も氷室先生の本大好きでした。
もう氷室先生の本が読めないのはかなしいですねToT。
なんて素敵にジャパネスクは吉野の君にラブ。
人妻編では守弥になぜか目がいきますw。
わたしも小説、読み返してみようと思います。
>コジさまへ♪
こんにちは~いらっしゃいませコジさん^^
氷室冴子先生のノベルは自分の思春期時代には欠かせない小説家のお一人でした。なのでもう読めないと思うのは本当に切ないですね。。。
おおー!コジさんは吉野の君ファンでいらっしゃったのですねー!高彬ファンよりも吉野の君ファンの方が多いようで、当時高彬ファンの私は高彬も負けないぞー!と思っていた記憶が(笑)
瑠璃姫が一時記憶喪失になった時の守弥との出来事は本当に素敵でしたので、それから私も守弥が気になりはじめました^^しかしどうやら私は敵キャラが好きな性分になったようで…なので今は帥の宮が気になって気になって仕方なくなってきてしまいました(>▽<)わぁぁああ
たしかに
吉野の君ファンは多そうですね(妹もそうでした)。
今でも生きてると信じてますよ(ToT)。
高彬も好きですよ(←とってつけたようですがw)。
吉野の雪景色の中、他の男を待っている瑠璃に深くは聞かずに抱きしめてるシーンは、年下の対応じゃないぞコンチキショー的にキュンとしましたw。
帥の宮、気になっちゃったんですか!高彬ピンチですねw。
私も内容すっかり忘れちゃってるので、漫画で楽しんでます。
>コジさまへ♪
こんにちは~コジさん^^
吉野の君、私も生きていると思います!!確か亡骸とか見つからなかったですものね(違ったでしょうか…あれ…)いつかヒョッコリ瑠璃姫の前に現れるのでは!と密かに思ってしまいます!
>吉野の雪景色の中
そうそう、やはり高彬だと年下ということで頼りない部分があって、そういう部分では守弥がとてもカッコ良く見えました!確か「帰りなさい」と瑠璃姫に言うセリフもとてもキュンキュンで^^…そういえばすみません、瑠璃姫ではなく守弥が記憶喪失になっていましたね(><)
小説を読み返さずコミックスで堪能しようかと思っていますが、コミックスの続編が刊行されるのは恐らく1年後とかですね~どうしましょ…先が知りたいけどマンガで堪能もしたいし^^