~ストーリー~
「浅草十二階下」で負った傷も癒えぬまま、
大正十一年の正月を迎えた光也は、
仁と共に春日の本屋敷へ年賀に訪れた。
しかし、光也はその席で百合子にしつこくからんでいた男が、
彼女の部屋にまで忍び込んでいるのを発見し、逆上してしまった。
気がつくと、その男は血を流して倒れ、
足元には自分が持っていた杖が転がっていて…!?
そこで殺人事件の容疑をかけられてしまう!
更に、その日、屋敷の近くで慶光を見たという情報がもたらされて…!?
(第7巻裏表紙・カバーそで裏より引用)私の携帯電話の待ち受けは実はコレ↓なのですが
我が妹がこの待ち受けを見て・・・
「見てはいけないモノを見てしまった…
ソッチ系の匂いがする」
なんだなんだ!
そんなにBLっぽい匂いがしますかこの画!??!BLといえばBLな話ではありますが
でもBLと呼ぶにはオコガマシイ程、2人はピュアな間柄ですし^^;
それはさて置き(笑)、
物語も佳境に入ってきて、いよいよ次の8巻で最終巻となる様子。
高尾先生曰く、本誌では最終回を迎えたものの
拾い切れていないエピソードがあるらしく8巻で描き足しする、とのこと。
深く掘り下げすぎて伏線回収できず最終回を迎えてしまうパターンは
前作「てるてるx少年」の時も同様でしたので
「ゴールデン・デイズ」最終巻では描き下ろし(描き足し)で
キチンと終わらせてくれることを期待しております♪
(以下、ネタバレ感想です)
↓
↓
光也が容疑をかけられ逃げた先は、慶が働く銀座のカフェ近く。
しかし頼ったのは慶にではなく、追いかけてきた仁を頼った光也を目の当たりにした慶は
自分がなぜこの時代に居るのか、自分の存在価値を見失ってしまい
節に甘えた挙句、結局は節を拒絶して・・・
光也の容疑は晴れたものの、光也に降りかかる今までの事件全てが
仁の叔父貴である常保が仕掛けたものではないかと仁は疑い
光也を狙う理由を求めて常保について調べていくも
逆に常保は百合子と亜伊子を人質にとったようで・・・
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「他人の人生を歪ませずに生きて行ける人間なんていないんだよ」という仁の言葉で、多少慶の心も柔軟になるのかなと思っていたら
スットコドッコイ!
「このまま ここにいて、
あのこを抱きしめずにいられる自信が俺にはありません…」抱きしめちゃえばイイではありませんか(><)
節への想いが募らせながら節から離れようとしたものの、
慶光お祖父サンのお告げ(?)により
地震で死んでしまうハズだった節を間一髪で助けられた瞬間は正直鳥肌モノ!
静かに、しかしきつく節を抱きしめながら
「(小さい、柔らかい、あたたかい体、手加減なんて かけらもしたくない)
節、好きだ・・・」
キタ*・゜゚・*:.。..。.:*・゜(゚∀゚)゚・*:.。. .。.:*・゜゚・*!!!!!節の危機で慶はやっと自分の気持ちに素直になったんですね。
・・・生きる時代の違う二人、
これから慶がこの問題とどう向き合うのかは悩ましいところではあります。。。
光也と仁は少しずつ事の核心に迫りつつある中で、
仁が光也を抱きしめたり(←変な意味ではなく;)
光也と仁の取っ組み合いのケンカでは顔が近かったり(←これまた別段意味もない;)
光也のオデコに仁が触れたり(←匂い系の描写ではないけれど;)
光也が仁に
「お前、可愛いな」と言ったり(笑)
特に変な意味合いはないのですが(多分;)
この2人のスキンシップの多さは読者を妙にドキドキさせてくれます

高尾先生の作品は派手さは少ないのですが地味に面白いため、
一度高尾ワールドにハマったらやめられない(!?)ほど
魅了したモノを作り出してくれますね。
「ゴールデン・デイズ 第6巻」感想記事はコチラ
「ゴールデン・デイズ 第5巻」感想記事はコチラ
「ゴールデン・デイズ 第4巻」感想記事はコチラ
「ゴールデン・デイズ 第3巻」感想記事はコチラ
「ゴールデン・デイズ 第2巻」感想記事はコチラ










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