
実は楽しみにしていたOVA作品のひとつ。
4クールの予定だったところ、打ち切りが決定し
しかし皮肉にも2クール目は盛り上がりを見せていただけに
視聴者の心を掴むタイミングが遅すぎたという惜しい作品。
OVA第1弾はダンテの神曲『嘆きの河』をテーマにしたもので
面白く視聴することが出来ました。
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~ストーリー~
天保十五年一月。
水野が失脚し、天保の改革は終わったが依然として民衆は苦しい日々を送っていた。
そんな中江戸湾で釣りに出た旗本が次々に姿を消すという事件が起きた。
真相を追って佃島へと辿り着いた奇士たち。
だが待ち構えていたのは佃衆という徳川家に仕える隠密部隊だった。
(公式サイトより引用)最終回から半年後の話。
旗本を喰う妖夷を退治しにやってきた奇士たちの行く手を阻むのは、
白魚漁師を装う隠密・佃衆。
仲間の危機に宰蔵は佃衆の1人を斬り、それがきっかけで両者とも戦闘モード激化。
身を守るため佃衆と闘うことになった奇士たちですが・・・
もともと奇士退治専門だったはずなのに、
人間を相手にしてしまう展開はちょっと強引かなと。
しかもその最初のきっかけが宰蔵というのがひっかかるところでもあって。
宰蔵ちゃんってそんなキャラでしたっけ(汗;)
佃衆の若造は飼い慣らしていたかのような
巨大白魚『天蚕糸(てぐす)』を海から登場させ、
「さあ!あいつらを喰うんだ!」
・・・って自分が喰われちゃった(((((( ;゚Д゚)))))そして・・・
なにこの触手ぷれい(* ´Д゜*)とってもエロチックなのですけども(笑)

結局往壓も妖夷に食べられてしまいますが触手に絡まれずにすんだようで^^;
「この妖夷はやはりお前の心か…
…自分で自分を裏切ったんだ。」そう言って往壓は妖夷の胃袋の中から妖夷を斬って退治。
跡部らの命令で奇士を殺そうとした時点で
佃衆の若造は江戸を守ろうという自分の信念を破ってしまっていた。
それが原因で妖夷に飲み込まれてしまったというオチが
ダンテの『嘆きの河』と繋がるようで・・・
(実はこのあたりの解釈が今ひとつ理解しきれていないので
もう一度視聴しなおしてみようと思ってます。。。)
そうそう、この若造@中村悠一さん(おお振りの阿部くん)だったのですね♪
久々の妖夷肉にありつけ喜ぶ奇士たちを待ち受けていたもの、
それは跡部たちによる奇士狩り・・・
「跡部と阿部は奇士を召し捕らえ、処断すると決めた。
奇士と関わったこと全てを消し去るために、だ」
なんですとーーーー!??!敵のようで味方っぽい鳥居の知らせによってこの事実を知りましたが
既に小笠原は捕らえられてしまってますよ~(泣)
非常に惹きつけられるモノがあり面白かったです。
この続きは
OVA第二弾『ディーテの市』で展開されますが
捕らえられそうな奇士たち、捕らえられてしまった小笠原は
いったいどうなっちゃうのでしょう、気になります。。。
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